脳出血1、脳出血とは
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 45 号 ◆
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H18年11月10日発行 購読者数 7539名
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<本日のテーマ> 脳出血 1
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先週からは脳卒中についてでしたね。
前回の復習。
●「脳卒中」というのは「脳出血」、「脳梗塞」、「くも膜下出血」
などを合わせた、いわゆる「総称」。
●日本人の死因
第1位:ガン 約32万人、総死亡者数に占める割合 31%
第2位:心疾患 約16万人、総死亡者数に占める割合 15.9%
第3位:脳卒中 約13万人、総死亡者数に占める割合 12.6%
「脳卒中」っていうのは「脳出血」、「脳梗塞」、「くも膜下出血」
などを合わせたいわゆる「総称」です。
今日はその中でも、「脳出血」について勉強していきますよー!
○脳出血とは
脳出血ってどんな病気ですか?
「脳から血がでる病気。」
って答えたあなた。
うーん、惜しい。
「脳」、そのものからは、あんまり血は出ないんですよ。
脳出血っていうのは、「脳に行く血管」が破れて
出血する病気なんです。
人間の脳っていうのは、脳に酸素や栄養を運ぶ動脈が、
無数に張り巡らされているんです。
頭(脳)に行く動脈は、心臓から大動脈→頸動脈(首の動脈)
となって、それが枝分かれして脳動脈になります。
そいで、それが脳の内部で更に細かく枝分かれして細くなった、
直径約0.1ー0.5ミリの細ーい動脈。
この細ーい動脈が破裂して出血を起こす病気が
「脳出血」なんですよー。
脳の内部で枝分かれした血管から出血するから、
マスコミなんかでは、「脳内出血」という言葉も使いますが。
「脳出血」と同じと考えて良いです。
医学的には、脳内出血という言葉はあんまり使わないので、
脳出血って言葉でこれからも書いていきますね。
○脳出血の症状
脳のどの部分にどの程度の出血が起きるかによって、
いろんな症状が出るんですけどね。
多くの場合は、気分が悪くなって、頭痛、めまい、
吐き気なんかの症状を訴えて、実際に吐いたり、
失禁してしまうこともあります。
重症の場合には、昏睡状態に陥って、
いびきをかいて、そのまま死んでしまうこともあります。
比較的軽い場合でも、半身麻痺(顔や手足)、
言語障害、感覚の麻痺や過敏症、意識障害などを
起こして、回復した後も これらの症状が
後遺症として残ることも、結構多いんですよ。
テレビなんかでも、最近医学系の番組が多いので、
こういう感じの、ありませんかね。
今まで元気だった、ばりばり働いていたサラリーマンが。
ある日突然、急にガツーンと頭を殴られたような、
強烈な頭痛があって。
そいで、気分が悪くなって、げーげー吐いて。
段々ぼんやりしてきて、大きないびきをかいて眠り出し、
ついには昏睡状態に陥ってしまう。
さあ、この病気はなんでしょう。
みたいな番組、ありませんでしたっけ。
こういうのが出たら、「脳出血」って答えてくださいね!
怖いですねー。
最悪の場合は命に関わる事もあるんですよ。
という事で、今週は脳卒中の中の「脳出血」についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。
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【今日のまとめ】
●脳出血とは
脳の内部で細かく枝分かれした細い動脈が
破裂して出血を起こす病気。
●脳出血の症状
気分不快、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、失禁。
重症の場合には、昏睡状態になり亡くなる事もある。
半身麻痺(顔や手足)、言語障害、感覚の麻痺や過敏症、
意識障害などの後遺症が残ることもある。
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