脳出血4、脳出血の治療
2008年05月10日
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 48 号 ◆
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H18年12月1日発行 購読者数 7622名
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<本日のテーマ> 脳出血4
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脳卒中シリーズの脳出血について。
第一回は脳出血という病気について。
第二回は脳出血の原因について。
第三回の前回は脳出血の予防についてでした。
前回までの復習。
●脳出血とは
脳の内部で細かく枝分かれした細い動脈が
破裂して出血を起こす病気。
●脳出血の症状
気分不快、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、失禁。
重症の場合には、昏睡状態になり亡くなる事もある。
半身麻痺(顔や手足)、言語障害、感覚の麻痺や過敏症、
意識障害などの後遺症が残ることもある。
●脳出血の原因
最も多い原因は高血圧。
それ以外に脳動脈瘤、脳動静脈奇形などもある。
●脳出血の起きやすい状況
血圧の変動しやすい、日中の活動時に起きることが多い。
具体的には
■仕事中にストレスがかかり血圧が急激に上昇した時
■階段を上っている時など、運動中
■暖かい部屋から寒い所へ移動した時
■興奮した時
■食事中
■トイレで力んだ時
など
○脳出血の予防法
●塩分を控えめにする(1日に10g以内に)。
既に高血圧の診断がついている人は、塩分を6g以内にする。
●ナトリウムの排泄を促すカリウムを多く含む食品
(りんご、枝豆、バナナ、カボチャなど)を積極的に摂る。
●血圧を下げる作用があるといわれるカルシウムを豊富に含む食品
(乳製品など)、マグネシウムを豊富に含んだ食品
(焼きのり、昆布、ごまなど)を食べる。
●アジやサバ、イワシなど青背の魚に多く含まれるEPA
(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)
などの不飽和脂肪酸を積極的に食べる。
●動物性脂肪やコレステロールを多く含む食品を控えめにする。
など、動脈硬化を進ませない為の食品も摂る。
●お酒は飲みすぎない(日本酒なら1合、
ビールなら大瓶1本、ウイスキーならダブル一杯)。
●適度な運動など日常的に積極的にからだを動かす。
●太り過ぎに注意する。
●充分な睡眠と休養でストレスを解消する。
●禁煙する。
●急激な温度差は血圧に大きな影響を与えるので注意する。
「脳出血」というのは「脳に行く血管」が破れて出血する病気です。
そして、脳出血の原因として最も多いのが高血圧です。
ですから、脳出血を予防するには、高血圧を予防する、
すなわち、食事・運動療法が重要だ、という話でした。
では、残念ながら脳出血になってしまったら。
ということで、今日は脳出血の対処、治療についてです。
「脳出血」という病気だと診断するためには、
頭のCTやMRI等の検査をしなければわからないので、
脳出血になったらどう対処する、っていうのは
厳密には違うんですけどね。
まあ、脳出血が疑われたら、どうするかって事について、
ちょっと書いていきますか。
●脳出血が疑われた場合の対処
脳出血の症状というのは、
気分不快、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、失禁、
半身麻痺(顔や手足)、言語障害、昏睡状態。
という事でしたから。
頭痛やめまい、吐き気といった症状は、
脳出血以外でも、なりますよね。
「風邪」でもなるし、極端な話、「二日酔い」でもなりますから。
だから、それだけじゃなくって、
右手、右足だけ動かない(半身麻痺)とか。
「ろれつ」が回らないとか。
そういった症状が突然出現したら。
「脳出血」等の頭の病気が疑われます。
「脳梗塞」なんかもそうなんですけどね。
脳梗塞の場合は、頭痛はない事が殆どですけど。
そいで、意識も悪くなったりなんかしたら、
これは、脳出血等の頭の病気が非常に強く疑われます。
そしたら、まず
「救急車を呼んでください」
これが、一番大事です。
そして、落ち着いてどういう状態なのかを
電話で伝えてください。
まず、意識がどうなのかを確認します。
具体的には、
呼びかけに反応するか。
呼びかけに反応しないなら、叩いたり、つねったり
してもそれでも反応するかしないか。
意識があるなら、麻痺があるかないか。
言葉がはっきり話せるか。
そういった事を出来れば具体的に伝えてください。
そして、衣服やベルトを緩めてあげてください。
嘔吐しているなら、横向きにしてあげてください。
仰向けのまま嘔吐をすると、吐いたものが気管に入って、
呼吸が出来なくなっちゃうので、横を向かせて、
吐き出させるようにしてあげてくださいね。
学生時代、運動部だった人は、そういうのに
慣れているかもしれませんね(笑)
麻痺があるかどうかってのは、手を握って貰ったり、
両手を上げて貰って、そのまま維持できるかどうか、
っていうのをみればわかるんですが。
まあ、ここまでやってくれなくても良いんじゃないですかね。
明らかに片側だけ手や足が動いていなければ、
片側だけ動いてないって伝えてくれれば、それで十分です。
そして救急車で病院に運ばれて、頭のCTを撮って。
そこで「脳出血」と診断されます。
その後、治療が行われます。
あんまり細かい話をしてもしょうがないので、ざっと。
●脳出血の治療
○薬物療法
出血が軽度の場合は、内科的に治療します。
使う薬は止血剤、降圧剤、抗脳浮腫剤等です。
「脳」というのは、非常に大事な臓器なので。
「頭蓋骨」で、周りが、がっちり守られています。
「脳みそ」って俗称がある位ですから。
脳っていうのは、やわらかいんですよ。
で、普通「腕」とか「足」とかをぶつけたら、
内出血して腫れてきますよね、ぷくーっと。
でも、脳の場合は血が出ても、頭蓋骨で
がっちり固定されているので、膨らむ所がないんですよ。
通常の場合は、頭蓋骨で脳をがっちりガードしてるんですが、
出血や梗塞で、脳が膨らんで来たら(脳浮腫)、
頭蓋骨のせいで、それ以上膨らむ事ができなくなっちゃって、
他の脳を圧迫する事になって、非常に困っちゃうんですよ。
○手術
軽い場合は、脳浮腫を軽減する薬の治療で良いんですがね。
大きい出血の場合は、頭蓋骨をはずして、
吸引機で血の塊(血腫)を取る手術をします。
頭蓋骨をはずす手術ですから、大手術です。
そして、それよりも負担が軽いって事で、
最近ちょっと注目されているのが、内視鏡手術です。
どんな手術かっていうと。
患者の頭に10円玉程度の大きさの穴を開けて。
この穴に内視鏡をいれて手術をするんですよ。
そして血の塊(血腫)を加熱装置のついた吸引器
を使って吸引して。
そいで、そのあと動脈を焼いて、
これ以上出血しないようにします。
同時に出血が起こったまわりも焼いて手術は終了です。
頭蓋骨をがばっと、取っちゃう開頭手術に比べて、
切る範囲が小さく、手術時間も早い内視鏡手術は
患者への負担が少ない手術なんですよ。
そして、脳出血の場合、問題になるのは、後遺症です。
半身不随や言語障害などの重篤な後遺症を軽減するために、
リハビリテーションを行うことが必要になります。
本当は、リハビリには、かなりの時間がかかるんですけどね。
厚生労働省の医療費削減政策のせいで、
リハビリテーションにも、期限がついてしまいました。
非常に残念です。
という事で、今週は脳出血の対処と治療についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。
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【今日のまとめ】
●脳出血が疑われた場合の対処
まず、「救急車を呼ぶ」
そして、落ち着いてどういう状態なのかを電話で伝える。
その後、衣服やベルトを緩める。
嘔吐しているなら、横向きにする。
●脳出血の治療
○薬物療法
○手術
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脳出血3、脳出血の予防
2008年05月10日
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 47 号 ◆
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H18年11月24日発行 購読者数 7613名
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<本日のテーマ> 脳出血3
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
脳卒中シリーズの脳出血について。
第一回は脳出血という病気について。
第二回の前回は脳出血の原因についてでした。
前回までの復習。
●脳出血とは
脳の内部で細かく枝分かれした細い動脈が
破裂して出血を起こす病気。
●脳出血の症状
気分不快、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、失禁。
重症の場合には、昏睡状態になり亡くなる事もある。
半身麻痺(顔や手足)、言語障害、感覚の麻痺や過敏症、
意識障害などの後遺症が残ることもある。
●脳出血の原因
最も多い原因は高血圧。
それ以外に脳動脈瘤、脳動静脈奇形などもある。
●脳出血の起きやすい状況
血圧の変動しやすい、日中の活動時に起きることが多い。
具体的には
■仕事中にストレスがかかり血圧が急激に上昇した時
■階段を上っている時など、運動中
■暖かい部屋から寒い所へ移動した時
■興奮した時
■食事中
■トイレで力んだ時
など
「脳出血」というのは「脳に行く血管」が破れて出血する病気です。
そして、脳出血の原因として最も多いのが高血圧です。
また、脳出血の起きやすい状況として、運動中、仕事中や、
興奮したり、力んだりといった、急激に血圧が上がる時に
多いというお話でした。
そいじゃあ、またワンパターンですが(笑)
今日は脳出血を起こさない為に、
という事で脳出血の予防についてです。
まずは、日本でどのくらいの人が脳出血になっているのかを
見ていきましょうか。
○脳出血の頻度
「国民衛生の動向」によれば,1990年の脳出血の総数は,
人口10万当たり25.1人です。
でも、まあこれはすべての年齢を含めた数字なので,
年齢毎にまとめてみると(人口10万当たり)
65歳以上 141.3人
80歳以上 322.0人
85歳以上 419.1人
です。
見ての通り、年齢が高くなると、脳出血になる頻度も高くなります。
血管は年齢と共に硬くなって、もろくなるんです。
こういうのを「動脈硬化」と言うんでしたね。
前のメルマガで書きましたけど。
そして、もろくなって硬くなった脳の内部の血管が破裂するのが、
脳出血という病気です。
また、年を取ると共に、普通は血圧も上がっていきます。
だから、「脳出血」を防ぐには。
「年を取らなければよい。」
って、できれば、一番良いんですがね(笑)
それができれば、苦労しませんねー。
「年を取らない」、って事は不可能ですが。
血管年齢を若いまま保つように努力する。
そして、脳出血の主な原因である「高血圧」を予防する。
これであれば、ある程度は可能です。
では具体的に、血圧を下げる、血管年齢を若く保つ為に
どうすれば良いかって言うと。
○ 脳出血の予防法
●塩分を控えめにする(1日に10g以内に)。
既に高血圧の診断がついている人は、塩分を6g以内にする。
血圧を下げるには塩分を減らすことが最も重要ですから。
これが食事療法として一番大事になります。
そして、補足的に
●ナトリウムの排泄を促すカリウムを多く含む食品
(りんご、枝豆、バナナ、カボチャなど)を積極的に摂る。
●血圧を下げる作用があるといわれるカルシウムを豊富に含む食品
(乳製品など)、マグネシウムを豊富に含んだ食品
(焼きのり、昆布、ごまなど)を食べる。
こういう、塩分を排泄する作用のある物を食べる。
更に、
●アジやサバ、イワシなど青背の魚に多く含まれるEPA
(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)
などの不飽和脂肪酸を積極的に食べる。
●動物性脂肪やコレステロールを多く含む食品を控えめにする。
など、動脈硬化を進ませない為の食品も摂る。
●お酒は飲みすぎない(日本酒なら1合、
ビールなら大瓶1本、ウイスキーならダブル一杯)。
こういった食事を加えたり、お酒を控えたりもできたら、
非常に良いですねー。
そして、食事以外の予防法として、
●適度な運動など日常的に積極的にからだを動かす。
●太り過ぎに注意する。
●充分な睡眠と休養でストレスを解消する。
●禁煙する。
なんかがありますねー。
血圧が高いと、脳出血を起こしやすくなりますから、
「脳出血」の予防法としては、食事・運動療法をして、
「高血圧」を予防する。
そして、「動脈硬化」を進ませない為に、禁煙をしたり、
コレステロールなんかも下げられれば良い。
というのが基本になります。
そして、急激に血圧が上がるような状況で、
脳出血が起こりやすいので、
●急激な温度差は、血圧に大きな影響を与えるので注意する。
って事になりますかね。
という事で、今週は脳出血の予防についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。
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【今日のまとめ】
○ 脳出血の予防法
●塩分を控えめにする(1日に10g以内に)。
既に高血圧の診断がついている人は、塩分を6g以内にする。
●ナトリウムの排泄を促すカリウムを多く含む食品
(りんご、枝豆、バナナ、カボチャなど)を積極的に摂る。
●血圧を下げる作用があるといわれるカルシウムを豊富に含む食品
(乳製品など)、マグネシウムを豊富に含んだ食品
(焼きのり、昆布、ごまなど)を食べる。
●アジやサバ、イワシなど青背の魚に多く含まれるEPA
(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)
などの不飽和脂肪酸を積極的に食べる。
●動物性脂肪やコレステロールを多く含む食品を控えめにする。
など、動脈硬化を進ませない為の食品も摂る。
●お酒は飲みすぎない(日本酒なら1合、
ビールなら大瓶1本、ウイスキーならダブル一杯)。
●適度な運動など日常的に積極的にからだを動かす。
●太り過ぎに注意する。
●充分な睡眠と休養でストレスを解消する。
●禁煙する。
●急激な温度差は血圧に大きな影響を与えるので注意する。
参考:社会保険健康事業財団HP
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脳出血2、脳出血の原因
2008年05月10日
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 46 号 ◆
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H18年11月17日発行 購読者数 7573名
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<本日のテーマ> 脳出血2
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先週からは脳出血についてでしたね。
前回の復習。
●脳出血とは
脳の内部で細かく枝分かれした細い動脈が
破裂して出血を起こす病気。
●脳出血の症状
気分不快、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、失禁。
重症の場合には、昏睡状態になり亡くなる事もある。
半身麻痺(顔や手足)、言語障害、感覚の麻痺や過敏症、
意識障害などの後遺症が残ることもある。
「脳出血」というのは、脳そのものから血が出るのではなく、
「脳に行く血管」が破れて出血する病気です。
そして、頭痛、めまい、吐き気等の症状が出たり、
重症の場合には、昏睡状態になり死亡する事もあるんです。
軽い場合は、ほとんど後遺症が残らない事もありますが、
半身麻痺や言語障害などの後遺症が残ることもあります。
脳出血って、命に関わる非常に恐ろしい病気なんですよー。
じゃ、どうして脳出血になるのかって事で。
脳出血の原因についてです。
このメルマガのいつものパターンですね(笑)
ワンパターンですが、大事なので行きますよー♪
○脳出血の原因
脳出血の原因で最も多いのは高血圧です。
血圧が高い状態が続くと、細い血管は常に
張りつめた状態が続いてしまうんです。
本来、血管には弾力があって血液の圧力を吸収することで、
血圧が上昇しても破れないようにできているんです。
血管の壁の一部には筋肉組織があるので、
これによって血管は伸び縮みしているんですよ。
でも年をとると、血管がだんだん硬くなっていきます。
ま、古くなったゴムを想像して下さい。
新しいゴムは弾力があって、よく伸びますが、
古いゴムはあんまり伸びないで、すぐ切れちゃいますよね!
こういうのを、「動脈硬化」って言います。
「動脈硬化」っていうのは、その名の通り、
血管が硬くなって、もろくなる事なんですよ。
何回も出てきていますから、前からメルマガを読んで
いる方はわかりますね。
はじめての方は、ここで覚えてくださいね!
もろくなっちゃった血管に血液がたくさん流れ込むと、
内側から外側に強い圧力がかかり、血液の成分の一部が
血管の壁にしみ込むんですよ。
そいで、血管が瘤(こぶ)のようになったり、
破れやすくなっちゃったりするんですよー。
そして、動脈が硬くもろくなって破れやすくなったところで、
急激に強い圧力がかかると、脳の血管が破れちゃうんです。
これが「脳出血」なんですよー。
急に血圧が高くなる時に脳出血が起きやすいですから。
発作は睡眠時よりも、血圧の変動しやすい
日中の活動時に起きることが多いです。
具体的にどういう時に起こりやすいかっていうと。
■仕事中にストレスがかかり血圧が急激に上昇した時
■階段を上っている時など、運動中
■暖かい部屋から寒い所へ移動した時
例えばトイレやお風呂に行った時
■興奮した時
などに起こる事が多いんです。
そして意外なのが
■食事中
食事をしている時は、実は血圧は上昇しているんです。
そのため食事中に脳出血を起こすことは珍しくないです。
そして、よく救急車で運ばれてくるのが、
■トイレで力んだ時
ま、力んだかどうかわかりませんけどね。
トイレに入っていて、突然倒れた。
っていう患者は、脳出血の事が多いですねー。
トイレは、急激に寒いところに行くし、
踏ん張って、りきむし。
ダブルで危険ですから、要注意ですよー。
特に元々高血圧の持病を持っている人は、
本当に注意して下さいね!
それ以外の脳出血の原因となる病気として、
脳動脈瘤、脳動静脈奇形、などもあります。
という事で、今週は脳出血の原因についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。
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【今日のまとめ】
●脳出血の原因
最も多い原因は高血圧。
それ以外に脳動脈瘤、脳動静脈奇形などもある。
●脳出血の起きやすい状況
血圧の変動しやすい、日中の活動時に起きることが多い。
具体的には
■仕事中にストレスがかかり血圧が急激に上昇した時
■階段を上っている時など、運動中
■暖かい部屋から寒い所へ移動した時
■興奮した時
■食事中
■トイレで力んだ時
など
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脳出血2、脳出血の原因
2008年05月10日
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 46 号 ◆
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H18年11月17日発行 購読者数 7573名
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<本日のテーマ> 脳出血2
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先週からは脳出血についてでしたね。
前回の復習。
●脳出血とは
脳の内部で細かく枝分かれした細い動脈が
破裂して出血を起こす病気。
●脳出血の症状
気分不快、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、失禁。
重症の場合には、昏睡状態になり亡くなる事もある。
半身麻痺(顔や手足)、言語障害、感覚の麻痺や過敏症、
意識障害などの後遺症が残ることもある。
「脳出血」というのは、脳そのものから血が出るのではなく、
「脳に行く血管」が破れて出血する病気です。
そして、頭痛、めまい、吐き気等の症状が出たり、
重症の場合には、昏睡状態になり死亡する事もあるんです。
軽い場合は、ほとんど後遺症が残らない事もありますが、
半身麻痺や言語障害などの後遺症が残ることもあります。
脳出血って、命に関わる非常に恐ろしい病気なんですよー。
じゃ、どうして脳出血になるのかって事で。
脳出血の原因についてです。
このメルマガのいつものパターンですね(笑)
ワンパターンですが、大事なので行きますよー♪
○脳出血の原因
脳出血の原因で最も多いのは高血圧です。
血圧が高い状態が続くと、細い血管は常に
張りつめた状態が続いてしまうんです。
本来、血管には弾力があって血液の圧力を吸収することで、
血圧が上昇しても破れないようにできているんです。
血管の壁の一部には筋肉組織があるので、
これによって血管は伸び縮みしているんですよ。
でも年をとると、血管がだんだん硬くなっていきます。
ま、古くなったゴムを想像して下さい。
新しいゴムは弾力があって、よく伸びますが、
古いゴムはあんまり伸びないで、すぐ切れちゃいますよね!
こういうのを、「動脈硬化」って言います。
「動脈硬化」っていうのは、その名の通り、
血管が硬くなって、もろくなる事なんですよ。
何回も出てきていますから、前からメルマガを読んで
いる方はわかりますね。
はじめての方は、ここで覚えてくださいね!
もろくなっちゃった血管に血液がたくさん流れ込むと、
内側から外側に強い圧力がかかり、血液の成分の一部が
血管の壁にしみ込むんですよ。
そいで、血管が瘤(こぶ)のようになったり、
破れやすくなっちゃったりするんですよー。
そして、動脈が硬くもろくなって破れやすくなったところで、
急激に強い圧力がかかると、脳の血管が破れちゃうんです。
これが「脳出血」なんですよー。
急に血圧が高くなる時に脳出血が起きやすいですから。
発作は睡眠時よりも、血圧の変動しやすい
日中の活動時に起きることが多いです。
具体的にどういう時に起こりやすいかっていうと。
■仕事中にストレスがかかり血圧が急激に上昇した時
■階段を上っている時など、運動中
■暖かい部屋から寒い所へ移動した時
例えばトイレやお風呂に行った時
■興奮した時
などに起こる事が多いんです。
そして意外なのが
■食事中
食事をしている時は、実は血圧は上昇しているんです。
そのため食事中に脳出血を起こすことは珍しくないです。
そして、よく救急車で運ばれてくるのが、
■トイレで力んだ時
ま、力んだかどうかわかりませんけどね。
トイレに入っていて、突然倒れた。
っていう患者は、脳出血の事が多いですねー。
トイレは、急激に寒いところに行くし、
踏ん張って、りきむし。
ダブルで危険ですから、要注意ですよー。
特に元々高血圧の持病を持っている人は、
本当に注意して下さいね!
それ以外の脳出血の原因となる病気として、
脳動脈瘤、脳動静脈奇形、などもあります。
という事で、今週は脳出血の原因についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●脳出血の原因
最も多い原因は高血圧。
それ以外に脳動脈瘤、脳動静脈奇形などもある。
●脳出血の起きやすい状況
血圧の変動しやすい、日中の活動時に起きることが多い。
具体的には
■仕事中にストレスがかかり血圧が急激に上昇した時
■階段を上っている時など、運動中
■暖かい部屋から寒い所へ移動した時
■興奮した時
■食事中
■トイレで力んだ時
など
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脳出血1、脳出血とは
2008年05月10日
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 45 号 ◆
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H18年11月10日発行 購読者数 7539名
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<本日のテーマ> 脳出血 1
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先週からは脳卒中についてでしたね。
前回の復習。
●「脳卒中」というのは「脳出血」、「脳梗塞」、「くも膜下出血」
などを合わせた、いわゆる「総称」。
●日本人の死因
第1位:ガン 約32万人、総死亡者数に占める割合 31%
第2位:心疾患 約16万人、総死亡者数に占める割合 15.9%
第3位:脳卒中 約13万人、総死亡者数に占める割合 12.6%
「脳卒中」っていうのは「脳出血」、「脳梗塞」、「くも膜下出血」
などを合わせたいわゆる「総称」です。
今日はその中でも、「脳出血」について勉強していきますよー!
○脳出血とは
脳出血ってどんな病気ですか?
「脳から血がでる病気。」
って答えたあなた。
うーん、惜しい。
「脳」、そのものからは、あんまり血は出ないんですよ。
脳出血っていうのは、「脳に行く血管」が破れて
出血する病気なんです。
人間の脳っていうのは、脳に酸素や栄養を運ぶ動脈が、
無数に張り巡らされているんです。
頭(脳)に行く動脈は、心臓から大動脈→頸動脈(首の動脈)
となって、それが枝分かれして脳動脈になります。
そいで、それが脳の内部で更に細かく枝分かれして細くなった、
直径約0.1ー0.5ミリの細ーい動脈。
この細ーい動脈が破裂して出血を起こす病気が
「脳出血」なんですよー。
脳の内部で枝分かれした血管から出血するから、
マスコミなんかでは、「脳内出血」という言葉も使いますが。
「脳出血」と同じと考えて良いです。
医学的には、脳内出血という言葉はあんまり使わないので、
脳出血って言葉でこれからも書いていきますね。
○脳出血の症状
脳のどの部分にどの程度の出血が起きるかによって、
いろんな症状が出るんですけどね。
多くの場合は、気分が悪くなって、頭痛、めまい、
吐き気なんかの症状を訴えて、実際に吐いたり、
失禁してしまうこともあります。
重症の場合には、昏睡状態に陥って、
いびきをかいて、そのまま死んでしまうこともあります。
比較的軽い場合でも、半身麻痺(顔や手足)、
言語障害、感覚の麻痺や過敏症、意識障害などを
起こして、回復した後も これらの症状が
後遺症として残ることも、結構多いんですよ。
テレビなんかでも、最近医学系の番組が多いので、
こういう感じの、ありませんかね。
今まで元気だった、ばりばり働いていたサラリーマンが。
ある日突然、急にガツーンと頭を殴られたような、
強烈な頭痛があって。
そいで、気分が悪くなって、げーげー吐いて。
段々ぼんやりしてきて、大きないびきをかいて眠り出し、
ついには昏睡状態に陥ってしまう。
さあ、この病気はなんでしょう。
みたいな番組、ありませんでしたっけ。
こういうのが出たら、「脳出血」って答えてくださいね!
怖いですねー。
最悪の場合は命に関わる事もあるんですよ。
という事で、今週は脳卒中の中の「脳出血」についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。
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【今日のまとめ】
●脳出血とは
脳の内部で細かく枝分かれした細い動脈が
破裂して出血を起こす病気。
●脳出血の症状
気分不快、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、失禁。
重症の場合には、昏睡状態になり亡くなる事もある。
半身麻痺(顔や手足)、言語障害、感覚の麻痺や過敏症、
意識障害などの後遺症が残ることもある。
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