脳卒中
2008年05月10日
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 44 号 ◆
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H18年11月3日発行 購読者数 7272名
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<本日のテーマ> 脳卒中
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先週までは、肺塞栓症、肺梗塞について勉強していきましたが。
今週からは、がらっと変わって脳卒中について勉強しますよ。
さあ、今日も元気にいきますよ~♪
「脳卒中」って名前くらいは、聞いたことがありますよね!
「脳卒中」とか「脳血管障害」って言う言葉は、
一般的に使われる用語で、専門的には「脳血管疾患」
って言うんですけどね。
ま、難しい言葉を使ってもわかりにくいんで、
ここでは、脳卒中って言葉を使っていきますね!
ところで話は変わって、日本人の死因で、
一番多い病気って何か知っていますか?
はーい、正解。
「ガン(悪性新生物)」です。
ま、これは有名ですよね。
知らなかった人は、ここで覚えてね!
そしたら、死因第2位はなんですか?
はい、そうです。
「心疾患(心臓病)」です。
では、死因第3位は?
はい、やっと出てきましたね。
「脳卒中」です。
この3つは、保険屋さんのコマーシャル等で、よくテレビでも
やっていますから、知っている人も多いんじゃないですかね。
ちょっと前まで、死ぬほどコマーシャルやってた外資系の保険会社。
なんか最近見かけていないのは、気のせいでしょうかねー。
私があんまりテレビを見ないからでしょうかねー。
あ、話がそれてしまいましたね。
平成16年の人口動態統計によると、
日本人の死因第1位のガンは、約32万人で、
総死亡者数に占める割合は31%。
第2位の心疾患は約16万人で、15.9%
第3位の脳卒中は約13万人で、12.6%でした。
第2位の心疾患と第3位の脳卒中は、循環器の病気で、
動脈硬化が進むとなる病気。
合わせると、1位の「がん」と同じくらいの割合になるんです。
あ、これもどっかの保険会社が言っている宣伝文句ですね(笑)
ちなみに、私は保険会社の回し者ではありませんよ!
そして、こっからやっと本題。
脳卒中というのは、脳に酸素や栄養を送っている
脳の血管が破けたり(脳内出血)、詰まったり(脳梗塞)して、
血液が脳の先まで行かなくなっちゃうんです。
そして、脳の働きに支障を生じてしまうんです。
具体的には手足の麻痺やしびれ,意識障害などの症状ですね。
でも、「脳卒中」っていう病気そのものはなくって、「脳出血」、
「脳梗塞」、「くも膜下出血」などを合わせた、いわゆる「総称」です。
この3つで、脳卒中の97%位を占めますから。
これだけ覚えていれば良いんじゃないですかね。
1980年頃までは、脳卒中は日本人の死亡原因の第1位でした。
その後、少しずつ減少していって、上に書いたように、
今では死因の第3位なんですけどね。
でも、患者の数自体は増えているんですよ。
脳卒中で一度倒れちゃうと、後遺症が残って、
生活が困難になるので、リハビリが重要になってきます。
だから、予防が大事なんですよー。
ちなみに、老人の寝たきりの原因、第1位が脳卒中です。
という事で、今週からは脳卒中についてでした。
来週からは、脳卒中の中でも、個別に脳出血とか、脳梗塞とか
それぞれの病気について勉強してきますよ!
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきます。
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【今日のまとめ】
●「脳卒中」というのは「脳出血」、「脳梗塞」、「くも膜下出血」
などを合わせたいわゆる「総称」。
●日本人の死因
第1位:ガン 約32万人、総死亡者数に占める割合 31%
第2位:心疾患 約16万人、総死亡者数に占める割合 15.9%
第3位:脳卒中 約13万人、総死亡者数に占める割合 12.6%
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