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病気の症状
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- 11月09日・・・骨粗鬆症17、骨の健康度チェック
- 11月09日・・・骨粗鬆症16,骨粗鬆症の予防4
- 11月09日・・・骨粗鬆症15,骨粗鬆症の予防3
- 11月09日・・・骨粗鬆症14,骨粗鬆症の予防2
- 11月09日・・・骨粗鬆症13,骨粗鬆症の予防1
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骨粗鬆症17、骨の健康度チェック
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 146 号 ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
H2008年10月17日発行 購読者数 12905名
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ブログ:「健康、病気なし、医者いらず」
http://kenkoubyoukinashi.blog36.fc2.com/
HP:「病気の症状と予防」
http://www.yabuishi.com/
_________________________
<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)17
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1,食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
5,手術
●骨粗鬆症の予防
○カルシウム、ビタミンDを多く摂る。
○運動する習慣をつける、ある程度は日光に当たる。
○10代まで
成長に合わせて丈夫な骨を造る。
○20代、30代の時
骨の量を減らさない様にする。
健康、骨粗鬆症に関心を持つ。
○40代から60代前半
骨粗鬆症の検査をする等、
「早期発見、早期治療」を目指す。
○65歳以降
骨の量を今よりも増やす事は、ほとんど無理なので。
「骨折の予防」、「転倒予防」が重要。
○骨折を予防するには「バランスを鍛える」事が重要。
○具体的には、エアロビクス、ダンス、太極拳のような、
横に動いたり、しゃがんだりする事もある運動。
○楽しんで、気持ちよくやれる運動を続ける事が大事。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足の人です。
そんで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
食事療法でとしては、カルシウムに加えて、
ビタミンDも摂る事が大事です。
そして、運動療法は、できる範囲で運動をして、
骨に負荷を与えてやるのが重要です。
薬を使う薬物療法という治療もあるし、
骨折したら手術とかして治療する場合もあります。
骨粗鬆症の予防の基本は、骨の原料となるカルシウムを
いっぱい蓄えて、骨を丈夫にする。
そして、ある程度の年齢になったら、検査とかして、
早期発見、早期治療も目指した方が良いんです。
更に高齢になったら、骨折を予防するのが一番なんですけど。
具体的には、「バランスを鍛える運動」をするのが大事。
って話でした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今まで、「骨粗鬆症」について勉強してきましたけど。
実際に、自分の骨は丈夫なのか、
それとも、骨粗鬆症になりかけなのか。
っていう事には、皆さん興味があると思いますので。
今日は、「骨の健康度チェック」をやってきましょうか。
●骨の健康度チェック
次の項目について、「はい」か「いいえ」で答えてね!
答え終わったあと 「はい」の数をかぞえて、
下の「骨の健康度診断」を見てください。
そしたら、おおざっぱに自分の骨の健康度がわかりますよ。
○身体のぐあい
1、最近背が縮んだ
2、最近背中が丸くなったり、腰が曲がってきた
3、ちょっとしたことで骨折した
4、体格はどちらかといえば細身だ
5、家族に骨粗鬆症と診断された人がいる
6、糖尿病だったり、胃や腸の手術を受けたことがある
7、閉経を迎えた(女性) 70歳以上である(男性)
8、若いころから月経が不順だ(女性)
○暮らしぶり
9、牛乳や乳製品をあまりとらない
10、小魚や豆腐をあまりとらない
11、タバコをよく吸う
12、お酒はよく飲むほうだ
13、天気のよい日でもあまり外へ出ない
14、運動はもちろん身体を動かすことが少ない
●「骨の健康度診断」
「はい」の数はいくつありましたか。
自分にあてはまる項目を見てくださいね。
○2つ以下
現時点であなたの骨は健康と考えてよいでしょう。
このまま今の生活を続けましょう。
○3つ以上
骨が弱くなる可能性があります。
今から将来のことを考えて、暮らしぶりに気をつけましょうね。
○6つ以上
骨が弱くなっている可能性があります。
骨を強くする暮らしぶりを取り入れましょう。
○10以上
骨が弱くなっていると考えられます。
転ばないように暮らしぶりを見直した方が良いと思いますよ。
一度、医師診察を受けてみてみましょうね!
[注意]
このテストは骨量を直接測って診断するものではありませんから、
絶対に正確とはいいきれません。
暮らしぶりを反省する一つのきっかけにしてくださーい。
[出典]
「丈夫な骨でいきいきライフ」
骨の丈夫さチェック(林 泰史分担執筆)
骨粗鬆症財団発行 より引用
http://www.jpof.or.jp/
「骨の健康度チェック」
そんな訳で、本日は「骨の健康度チェック」についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●骨の健康度チェック
○具体的な事は、本文をみてね!
○正確な診断は病院に行って検査をしなければ
わからないですから。
心配な人は、病院に行って検査してもらってね!
「整形外科」ですよー。
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骨粗鬆症16,骨粗鬆症の予防4
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 145 号 ◆
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H2008年10月10日発行 購読者数 12910名
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)16
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1,食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
5,手術
●骨粗鬆症の予防
○基本的には、骨の原料となるカルシウムを
いっぱい蓄えて、骨を丈夫にする。
○間接的には、骨折しないようにする事も大事。
●骨粗鬆症の予防2
○若い時からカルシウム、ビタミンDを多く摂る。
○若い時から、運動する習慣をつける。
○若いときから、ある程度は日光に当たる。
○ある程度の年齢になっても、もう遅いという事はないので、
気づいた時から始める。
●骨粗鬆症の予防3
○10代まで
成長に合わせて丈夫な骨を造る。
○20代、30代の時
骨の量を減らさない様にする。
健康、骨粗鬆症に関心を持つ。
○40代から60代前半
骨粗鬆症の検査をする等、
「早期発見、早期治療」を目指す。
○65歳以降
骨の量を今よりも増やす事は、ほとんど無理なので。
「骨折の予防」、「転倒予防」が重要。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足の人です。
そんで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
食事療法でとしては、カルシウムに加えて、
ビタミンDも摂る事が大事です。
そして、運動療法は、できる範囲で運動をして、
骨に負荷を与えてやるのが重要です。
薬を使う薬物療法という治療もあるし、
骨折したら手術とかして治療する場合もあります。
骨粗鬆症の予防の基本は、骨の原料となるカルシウムを
いっぱい蓄えて、骨を丈夫にする。
そして、ある程度の年齢になったら、検査とかして、
早期発見、早期治療も目指した方が良いんです。
更に高齢になったら、骨折を予防するのが一番ですよ、
って話でした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そいじゃあ、今日も「骨粗鬆症の予防」について。
更に具体的に勉強していきましょうか!
●骨粗鬆症の予防4
先週も書いた通り、65歳以上の高齢者になると、
カルシウムを摂りまくって、骨を強くする。
というのは、ほとんど不可能なので。
より大事なのが「骨折の予防」になります。
そいじゃあ、骨折を予防するためにはどうすれば良いのか?
っていうと、高齢者の多くは、「転倒して骨折」する、
という場合が多いですから。
「転倒を予防する」という事が大事です。
具体的には、転倒するときっていうのは、
「バランスを崩して転倒する」
というパターンが一番多いので。
「バランスを鍛える」、って事が重要になります。
「骨粗鬆症の治療」でも書きましたけど。
運動をして、骨に負荷をかけると、骨そのものも強くなります。
たいてい、運動療法っていうと、高血圧でも糖尿病でも、
高脂血症(脂質異常症)でも。
「有酸素運動」っていうものになります。
おおざっぱに言うと、ウォーキングとかジョギングですね。
ウォーキングやジョギングのような有酸素運動も、
やらないよりはやった方が、もちろん良いんですけど。
実は、「筋力増強運動」や「持久的有酸素性運動」、
「ストレッチング」では転倒を予防する効果は、ほとんどない。
でも、「バランス訓練」で25%、「複合的な運動」で13%、
転倒発生頻度をそれぞれ抑制した。
っていうデーターがあるんですよ。
参照:
FICSIT(Frailty and Injuries:
Cooperative Studies of Intervention Techniques)研究
「高齢者の虚弱、転倒による傷害を減らすための介入方法を検討。
運動介入の中でも、バランス訓練および複合的な運動で、
特に高い転倒予防効果が得られた。」
だから、単純に「転倒予防」っていう点だけで言えば、
「バランス訓練」や「複合的な運動」をする。
っていう事が最も重要になります。
でも、「バランス訓練」、「複合的な運動」って、
一体どんな運動なんじゃー。
って、思いませんでした?
私は、思いましたよ(笑)
そいで、調べてみました。
○効果的なバランス訓練の特徴、
(1)自分の体重がかかる(立位での)運動であること、
(2)水平方向(前後左右)へのすばやい運動を含み、
身体と頭部(眼球運動)の相互作用があること、
(3)垂直方向(上下)の振幅運動を含み、
大腿部と股関節周辺の筋群が働くこと。
だ、そうです。
なんか、ちょっとわかりにくいけど。
おおざっぱに言うと。
ウォーキングやジョギングのように、単純に
まっすぐに歩いたり走ったりする運動とか。
ダンベルを持ち上げるような単純な運動ではなくって。
前に行くだけでなくって、横に動いたり。
しゃがんだり、跳んだりするような運動、って事っす。
具体的に言うと、エアロビクスとか、ダンスとか。
もっとゆっくりでも良いから、太極拳とか。
そんな感じの運動の事でしょうかねー。
激しい運動をする必要はないですから。
この位の運動だったら、無理しない範囲で、
高齢者でもできるでしょ。
大事なことは、「楽しんでやる」、「気持ちよくやる」
っていうことです。
楽しんで運動を続けて、骨折を予防してくださいね!
もうちょっと詳しく知りたい人は、これも読んでみてね。
参照:
骨粗しょう症と関節痛の総合サイト「リッチボーン」
(転倒予防ワンポイント講座2)
http://www.richbone.com/tento/onepoint/02.htm
そんな訳で、本日も「骨粗鬆症の予防」について。
特に、「骨折の予防」についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の予防4
○骨折を予防するには「バランスを鍛える」事が重要。
○具体的には、エアロビクス、ダンス、太極拳のような、
横に動いたり、しゃがんだりする事もある運動。
○楽しんで、気持ちよくやれる運動を続ける事が大事。
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骨粗鬆症15,骨粗鬆症の予防3
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 144 号 ◆
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H20年10月3日発行 購読者数 12876名
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)15
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1,食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
5,手術
●骨粗鬆症の予防
○基本的には、骨の原料となるカルシウムを
いっぱい蓄えて、骨を丈夫にする。
○間接的には、骨折しないようにする事も大事。
○若い時からカルシウム、ビタミンDを多く摂る。
○若い時から、運動する習慣をつける。
○若いときから、ある程度は日光に当たる。
○ある程度の年齢になっても、もう遅いという事はないので、
気づいた時から始める。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足の人です。
そんで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
食事療法でとしては、カルシウムに加えて、
ビタミンDも摂る事が大事です。
そして、運動療法は、できる範囲で運動をして、
骨に負荷を与えてやるのが重要です。
薬を使う薬物療法という治療もあるし、
骨折したら手術とかして治療する場合もあります。
骨粗鬆症の予防の基本は、骨の原料となるカルシウムを
いっぱい蓄えて、骨を丈夫にする。
できれば若い時からやった方が良いよ、って話でした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そいじゃあ、今日も「骨粗鬆症の予防」について。
更に具体的に勉強していきましょうか!
●骨粗鬆症の予防3
先週も書いたけど。
骨粗鬆症の予防というのは、おおざっぱに言うと、
「できるだけ若い頃から、骨の原料となる
カルシウムをいっぱい蓄えて、骨を丈夫にする。」
という事になります。
○骨粗鬆症の予防、10代まで
若い時、若い時って、先週は書いたけど。
もっと具体的に言うと、
骨量が一番多いのは18歳位の時です。
それまでに、成長に合わせて丈夫な骨を造る。
っていうのが、最初の骨粗鬆症予防です。
まあ、18歳以下の方で、このメルマガを読んでいる人は、
多分ほとんどいないと思いますので。
自分の子供とか親戚、お孫さんとかの為に、
教えてあげて下さいね!
○骨粗鬆症の予防、20代、30代の時
それを過ぎて、20代から30代の頃。
女性であれば、妊娠、出産、授乳の時期ですね。
こういうのがあると、たくさんカルシウムが使われるから。
今までと同じ位のカルシウムを摂っていたのでは、
足りなくなってしまう場合があるんですよー。
女性の場合は、元々男性よりも骨の量が少ないですからね。
体格を見てもわかると思うけど。
ダイエットなんかすると、益々カルシウムの摂取が減って。
どんどん骨の量が少なくなっちゃって。
その上、妊娠、出産、授乳とかが加わると、
すごいスピードで骨が弱くなる事があります。
体重が多いと、生活習慣病になりやすいですから。
ダイエットする事自体は、もちろん構わないのですが。
過剰なダイエットとか、カルシウムの摂取を
大幅に減らすようなダイエットは止めてください。
やるなら、正しいダイエットしてね!
20代、30代で大事なのは、骨の量を増やす、
というか減らさない様にする。
そして、健康とか骨粗鬆症に関心を持つ、って事です。
○骨粗鬆症の予防、40代から60代前半
その後、40代から60代前半位まで。
女性であれば、閉経の時期ですね。
女性ホルモンは、骨粗鬆症の治療にも使われるように、
骨にとっては、良いもんなんですけど。
閉経すると、それが出なくなりますよね。
そんな訳で、女性の場合は、閉経後に
ものすごい勢いで、骨が弱くなって。
人によっては、骨粗鬆症になっちゃいます。
男性で40代なら、あんまり骨粗鬆症の人はいないんだけど。
50代、60代だと、そろそろやばい人も出てきます。
女性であれば、40代、もしくは閉経後。
男性であれば、60代になったら、
一回骨密度を測ったり、骨粗鬆症の検査をした方が良いです。
40代~60代前半の時期は、急に骨密度減少が
始まってくる時期なので。
この時期で大事なのは、
「早期発見、早期治療」になります。
○骨粗鬆症の予防、65歳以降
65歳~75歳っていうのは、「前期高齢者」。
75歳以上っていうのは、「後期高齢者」ですね。
こういう言い方は、私は嫌いですけど。
いわゆる「高齢者」です。
この位の年齢になると、骨の量を今よりも増やす。
っていうのは、ほとんど無理です。
腸でカルシウムを吸収する能力も減っているので。
仮に若いときと同じくらいのカルシウムを食べても、
それと同じだけ、カルシウムは吸収されないので。
骨の量が前よりも増える、っていう事はまずありません。
しかも、歳をとれば食欲も落ちますよね、普通。
それは、しょうがないんですよ。
だって、筋肉も落ちるし、代謝も落ちるし。
それが自然なんですもん。
もちろん、骨の量をできるだけ減らさないように、
ある程度のカルシウムやビタミンDを摂取する。
という事は大事なんですけど。
それ以上に、「骨折をしない」
という「骨折の予防」というのが重要になります。
高齢者の多くは、「転倒して骨折」する。
という場合が多いですから。
「転倒を防止する」というのも、
だいたい似たような意味になります。
そんな訳で、本日も「骨粗鬆症の予防」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の予防3
○10代まで
成長に合わせて丈夫な骨を造る。
○20代、30代の時
骨の量を減らさない様にする。
健康、骨粗鬆症に関心を持つ。
○40代から60代前半
骨粗鬆症の検査をする等、
「早期発見、早期治療」を目指す。
○65歳以降
骨の量を今よりも増やす事は、ほとんど無理なので。
「骨折の予防」、「転倒予防」が重要。
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骨粗鬆症14,骨粗鬆症の予防2
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 143 号 ◆
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H20年9月26日発行 購読者数 13000名
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ブログ:「健康、病気なし、医者いらず」
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HP:「病気の症状と予防」
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)14
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1,食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
5,手術
●骨粗鬆症の予防
○基本的には、骨の原料となるカルシウムを
いっぱい蓄えて、骨を丈夫にする。
○間接的には、骨折しないようにする事も大事。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足の人です。
そんで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
食事療法でとしては、カルシウムに加えて、
ビタミンDも摂る事が大事です。
そして、運動療法は、できる範囲で運動をして、
骨に負荷を与えてやるのが重要です。
薬を使う薬物療法という治療もあるし、
骨折したら手術とかして治療する場合もあります。
骨粗鬆症の予防の基本は、骨の原料となるカルシウムを
いっぱい蓄えて、骨を丈夫にする、って話でした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そいじゃあ、今日は「骨粗鬆症の予防」について。
具体的に勉強していきましょうか!
●骨粗鬆症の予防2
先週も書いたけど。
骨粗鬆症の予防というのは、おおざっぱに言うと、
「骨の原料となるカルシウムをいっぱい蓄えて、
骨を丈夫にする。」
という事になります。
んで、骨粗鬆症っていうのは、基本的には、
年齢が高くなってからなる事が多いんですけど。
骨粗鬆症の予防っていうのは、
実は、「若いうち」からやった方が良いんですよ。
骨は、カルシウムを蓄えているんだけど。
年取ってから急に、一日に2リットル牛乳を飲んでも、
すぐに骨が太くなるわけではないですから。
何年も、というか何十年もかかって、
徐々に骨は強く、太くなっていくし。
歳を取ると、何十年もかかって、弱くなります。
骨の量が一番多いのって、若い時なんですよ。
まあ、筋肉の量とかも、普通はそうなんですけどね。
若いときに、骨の量が一番多いから、
その値を基準に、「骨粗鬆症の診断」もする。
っていう話は、以前にもやりましたよね。
骨っていうのは、何十年もかかって、
だんだん弱くなっていくもんだから。
若い時、骨の量が一番多い時に、
たくさんカルシウムを蓄える。
という事が、非常に大事です。
若い時の骨量が多ければ、歳をとって骨量が減少しても、
骨粗鬆症になるほど減る事は少ないですから。
そのためには、子供の時とか青年の時から、
しっかり骨量を増やしておくことが大切です。
具体的には、カルシウムをたくさん摂る。
一日に最低でも600ミリグラム。
できれば、800~1000ミリグラム以上ですね。
カルシウムをたくさん含む食品っていうのは。
具体的に言うと、有名なのは「牛乳」とか「チーズ」
のような、乳製品。
それに、魚介類、大豆食品、青菜、海藻等です。
後は、ビタミンDですね。
「骨粗鬆症の治療」でも書いたけど。
ビタミンDは骨にカルシウムをくっつける「接着剤」
の役割も果たしています。
そして、ビタミンDは腸からのカルシウムの吸収を良くします。
更に、腎臓から尿としてカルシウムが
体外に失われるのを防止する働きもあるんですよー。
だから、カルシウムだけでなくって、
ビタミンDも摂るって事も大事です。
ちなみに、ビタミンDを多く含む食品なんですけど。
具体的には、ビタミンDの中でもビタミンD2は、
きくらげ・しいたけ・まいたけなどの
「きのこ類」に多く含まれています。
また、ビタミンD3は魚介類に多く、
卵にもたくさん含まれています。
しかーも。
ビタミンDっていうのは、皮膚の中で日光の
紫外線にあたって、「活性ビタミンD」になるんですが。
活性型ビタミンDになって、はじめて、
その役を果すことができるようになるんですよ。
だから、「日光に当たる」って事も、重要なんですよー。
日光照射不足などでビタミンDが不足する人もいますからね。
まあ、あんまり日光に当たりすぎると、
皮膚ガンになりやすくなりますから。
ほどほどに、って事も大事ですけどね。
それと、運動をすると、骨量は増えて、
骨は強くなりますので。
若いうちから、運動しといた方が良いですよ!
そんな訳で、骨粗鬆症を予防するには、
若い時から注意しといた方が良いよ、って話でした。
できるだけ若いうちからやった方が良いんですけど。
若くないからって、もう遅いって事はないですから。
今からでも、やってくださいよー。
もっと詳しく知りたいって人は、
こういうサイトも参考にしてみてね!
→ 「骨粗鬆症とカルシウム」
https://www.teijin-pharma.co.jp/bone-eiyou/cal/
そんな訳で、本日も「骨粗鬆症の予防」についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の予防2
○若い時からカルシウム、ビタミンDを多く摂る。
○若い時から、運動する習慣をつける。
○若いときから、ある程度は日光に当たる。
○ある程度の年齢になっても、もう遅いという事はないので、
気づいた時から始める。
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骨粗鬆症13,骨粗鬆症の予防1
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)13
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1,食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
○温熱療法:
入浴、温湿布、ホットパックなど。
○マッサージ:
血行をよくして新陳代謝を進め痛みを軽くします。
○コルセット:
圧迫骨折による痛みを軽くし、また、
脊柱の変形を予防します。
5,手術
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足の人です。
そんで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
食事療法でとしては、カルシウムに加えて、
ビタミンDも摂る事が大事です。
そして、運動療法は、できる範囲で運動をして、
骨に負荷を与えてやるのが重要です。
薬を使う薬物療法という治療もあるし、
骨折したら手術とかして治療する場合もある、
って話でした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そいじゃあ、今日は「骨粗鬆症の予防」について。
勉強していきましょう!
●骨粗鬆症の予防
骨の役割っていうのは、大きく分けて2つあります。
1つは、人体という建造物を支える柱の役割です。
んで、もう一つ大切な働きがあって、
骨はカルシウムをたくさん蓄えているんですよ。
カルシウムが足りなくなったり、
骨が壊れまくって、「骨がスカスカ」の状態になって。
そいで、骨折しやすくなった状態というのが、
「骨粗鬆症」という病気です。
じゃあ、骨粗鬆症を予防する為に、どうすれば良いか、
っていうと。
おおざっぱに言うと、
「骨の原料となるカルシウムをいっぱい蓄えて、
骨を丈夫にする。」
という事になります。
それと、骨粗鬆症になって困るのは、
「骨折する」事です。
骨折すると、寝たきりになっちゃう事も多いし。
そうなると、死亡率も上がりますからね。
そんな訳で、直接「骨粗鬆症を予防」
できる訳ではないんだけど。
間接的には、「骨折しないようにする」
という事も、非常に重要になります。
具体的に、骨粗鬆症を予防するには、
「骨粗鬆症の治療」でもやったように。
単純にカルシウムを摂る事も、もちろん大事なんだけど。
腸から吸収されやすいカルシウムを摂るとか。
他にリンやマグネシウムも摂るとか。
運動もする、とか。
そういった事も大事になります。
あと、年齢によって弱冠違うんですよ、実は。
根本的には、同じなんですけどね。
そんな訳で、今回は「骨粗鬆症の予防」に関して、
触りだけ、書く事にして。
詳しい内容は、次回以降に勉強していきましょうか。
そんな訳で、本日は「骨粗鬆症の予防」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の予防
○基本的には、骨の原料となるカルシウムを
いっぱい蓄えて、骨を丈夫にする。
○間接的には、骨折しないようにする事も大事。
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骨粗鬆症12、骨粗鬆症の治療5
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)12
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1,原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2,続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
こういう状態が「骨粗鬆症」。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の診断基準
1,脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がある場合。
骨密度値がYAMの80%未満、
もしくは脊椎X線での骨粗鬆症化がある場合「骨粗鬆症」
2,脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がない場合。
1)正常:骨密度値が若い人の80%以上、
脊椎X線での骨粗鬆症化なし
2)骨量減少:骨密度値が若い人の70%ー80%、
脊椎X線での骨粗鬆症化の疑いあり
3)骨粗鬆症:骨密度値が若い人の70%未満、
脊椎X線での骨粗鬆症化あり
●骨粗鬆症の検査
○問診、単純X線検査
○骨密度測定、血液検査、尿検査
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1,食事療法
○「カルシウム」、「ビタミンD」を多く含む食品を摂る。
2,運動療法
○骨に負荷を与える事が出来れば何でも良い。
出来る範囲で無理せずやる。
3,薬物療法
○骨が壊れまくっている場合。
もしくは重症の骨粗鬆症の場合。
「ビスフォスフォネート製剤」、
○骨の壊れ方がさほどでもない時。
活性型ビタミンD3,又はビタミンK2
○それ以外にも、女性ホルモン(エストロゲン)や、
カルシウム製剤による治療もある。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足の人です。
「骨粗鬆症の診断」は、骨密度を測ったり、
レントゲン写真を撮ったりとか。
あとは、血液検査や尿検査なんかも使います。
そんで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
食事療法でとしては、カルシウムに加えて、
ビタミンDも摂る事が大事です。
そして、運動療法は、できる範囲で運動をして、
骨に負荷を与えてやるのが大事です。
もちろん、薬を使う薬物療法、
という治療もあります、っていう事でしたね。
そいじゃあ、今日も「骨粗鬆症の治療」について。
具体的に話していきましょうか。
●骨粗鬆症の治療5
今日やるのは、厳密に言うと、
「骨粗鬆症」という病気自体の治療ではありません。
本当の意味での骨粗鬆症の治療っていうのは、
骨が壊れるのを抑えたり、骨の量が増えるようにする治療。
っていう事だとは思うんですけど。
骨粗鬆症になった結果、骨折をした場合。
痛いですよね、骨が折れてるんだから。
そしたら、その時に使う痛み止めとか、
そういうのも、治療にはなりますよね。
そんなような、骨そのものに対する治療ではないんだけど、
骨粗鬆症に関連するものの治療、と思って下さい。
4,理学療法
○温熱療法:
入浴、温湿布、ホットパックなど。
○マッサージ:
血行をよくして新陳代謝を進め痛みを軽くします。
○コルセット:
圧迫骨折による痛みを軽くし、また、
脊柱の変形を予防します。
「温熱療法」っていうのは、その名の通り。
あったかくしてあげる治療です。
お風呂に入ったり、あったかいシップをはったりとか。
まあ、そんな感じのやつですわ。
「マッサージ」はわかりますよね。
そのまんまです。
あったかくしたり、マッサージでほぐしてあげると、
血行が良くなりますから。
痛みがやわらいできます。
あったかくしたり、マッサージをしたら、
骨が強くなる、とかそういう事はなくて。
あくまでも、補助的なもんです。
「コルセット」っていうのは、
腰とかに巻くバンドの、がっちりしたやつですね。
背骨の手術って、かなりの大手術だし。
完全に元に戻すっていうのは難しいですから。
コルセットでがっちり固定して、
骨に負荷をかけないようにして、痛みを和らげる。
そして、骨が固まるのを待つ。
っていう治療です、簡単に言うと。
コルセットをしたから、骨が強くなるって事はありません。
5,手術
骨粗鬆症という病気で骨が弱くなると、
骨折しやすくなっちゃいます。
そいで骨折した場合に、どういう治療をするかっていうと。
手術による治療と、手術以外の治療があります。
手術をするかしないかっていうのは、
どの骨を骨折したか、っていう事と。
開放骨折(複雑骨折)かどうか、とか。
骨が折れた後、ずれていないか、とか。
まあ、そういう条件を見て、手術をした方が良いのか、
手術をしなくても良いのか、っていう事を決めます。
骨折の専門科っていうのは、整形外科医で、
私は循環器内科医なので。
全然、分野が違うので、細かい事はわかんですけどね、
私には。
まあ、そこは主治医の判断に任せて下さいな。
手首の骨とか、背骨(脊椎)の骨折の場合は、
保存治療っていって、ギブスやコルセットで固定して。
痛みがあれば、痛み止めとか。
そういう治療をします。
大腿骨っていう、「太もも」の骨。
その中でも、太ももの付け根の当たりの骨折に関しては、
手術をする場合が多いです。
手術をすれば、骨はくっつくけど。
骨そのものを強くする事はできませんから。
「手術」っていうのも、骨粗鬆症そのものの治療ではなく、
「骨折の治療」になります。
そんな訳で、本日も「骨粗鬆症の治療」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の治療5
4,理学療法
○温熱療法:
入浴、温湿布、ホットパックなど。
○マッサージ:
血行をよくして新陳代謝を進め痛みを軽くします。
○コルセット:
圧迫骨折による痛みを軽くし、また、
脊柱の変形を予防します。
5,手術
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骨粗鬆症11,骨粗鬆症の治療4
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)10
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
こういう状態が「骨粗鬆症」。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の診断基準
1、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がある場合。
骨密度値がYAMの80%未満、
もしくは脊椎X線での骨粗鬆症化がある場合、「骨粗鬆症」
2、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がない場合。
1)正常:骨密度値が若い人の80%以上、
脊椎X線での骨粗鬆症化なし
2)骨量減少:骨密度値が若い人の70%ー80%、
脊椎X線での骨粗鬆症化の疑いあり
3)骨粗鬆症:骨密度値が若い人の70%未満、
脊椎X線での骨粗鬆症化あり
●骨粗鬆症の検査
○問診、単純X線検査
○骨密度測定、血液検査、尿検査
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1,食事療法
○「カルシウム」、「ビタミンD」を多く含む食品を摂る。
2,運動療法
○骨に負荷を与える事が出来れば何でも良い。
出来る範囲で無理せずやる。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足の人です。
「骨粗鬆症の診断」は、骨密度を測ったり、
レントゲン写真を撮ったりとか。
あとは、血液検査や尿検査なんかも使います。
そんで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
食事療法でとしては、カルシウムに加えて、
ビタミンDも摂る事が大事です。
そして、運動療法は、できる範囲で運動をして、
骨に負荷を与えてやる、っていう事でしたね。
そいじゃあ、今日も「骨粗鬆症の治療」について。
具体的に話していきましょうか。
●骨粗鬆症の治療4
他の病気でも言える事なんだけど。
骨粗鬆症の場合も、軽症の場合は、
まずは食事療法と運動療法で様子を見ます。
それでも良くならないっていう場合や、
ものすごーく骨量が減少している場合は、
薬物療法を始めます。
3、薬物療法
その名の通り、薬を使った治療です。
でもこれって、患者が自分で選べるものではなくって、
主治医の先生が決める事なんで。
あんまり詳しくやっても意味がないので、
さらっと書いていきますね。
骨粗鬆症という病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される
という状態です。
んで、骨粗鬆症のタイプにはおおざっぱに言うと2種類あって。
1つは、骨が壊れまくって、骨が弱くなるタイプ。
それと、もう1つは、骨の壊れ方はさほどでもないけど、
骨の量は足りない、っていうタイプです。
以前に勉強した、尿検査とか血液の検査をすれば、
骨が壊れまくって、骨粗鬆症になっているのか。
それとも、骨の量自体は足りないんだけど、
壊れ方はそんなでもない、っていうタイプか。
どっちのタイプなのかがわかります。
骨の壊れ方はそんなに激しくない。
検査データーでいくと、尿または血液のNTX
(骨がたくさん壊れると上がるもの)の値が、
正常だ、というタイプ。
こういうタイプの骨粗鬆症の場合。
骨の原料となるカルシウムが足りないって事だから、
カルシウムの入った薬を飲ませれば良い。
って言いたいところなんですけど。
実は、カルシウム製剤を飲ませても、
骨折が減るかどうかっていうのは、
はっきりしないんですよね、今のところ。
それよりも、活性型ビタミンD3やビタミンK2で、
骨折を予防できた、っていうデーターがあるので。
そっちの方の薬を主に使います。
逆に、骨が壊れまくっているタイプの骨粗鬆症。
尿や血液のNTXが高い場合の骨粗鬆症。
こういうのは、「ビスフォスフォネート製剤」、
っていう薬を使います。
骨が壊れるのを、抑制できるんですよ、この薬。
この薬、日本でたくさん使われるようになったのは、
比較的最近の話なんですけどね。
この薬を使ったら、骨折する患者の数が
半分になったとか、8割も減ったとか。
骨折を減らすっていう事に関しては、
ものすごーく効果のある薬なんですよー。
だから、骨の壊れかたはそんなに激しくない、
っていうタイプの骨粗鬆症の場合でも、
ものすごい骨の量が少ない、重症の骨粗鬆症とか。
あとは、既にたくさん骨折しちゃいました。
っていう患者さんの場合は、最初から
ビスフォスフォネート製剤を使います。
ちょっと話は変わりますけど。
ごく最近。
1年ちょっと前くらいから、一週間に一回だけでも良い。
っていう薬が出たんですよね、日本でも。
この、「ビスフォスフォネート製剤」。
毎日飲むよりも飲みやすい、って評判みたいだから。
日本でも、たくさん使われているし。
これからも、どんどん増えていくでしょうねー、この薬。
それ以外に、女性ホルモンが減ると、
骨粗鬆症になりやるくなりますから。
閉経後の女性には、エストロゲン(女性ホルモン)
を使ったりする治療もありますし。
カルシウム製剤を加える、っていう治療もあります。
それと、骨粗鬆症自体の治療ではないんですけど。
骨粗鬆症になっちゃって骨折したら、痛いですから。
痛み止めの薬、っていうのも、
一種の薬物療法に入るかもしれませんね。
そんな訳で、本日は「骨粗鬆症の治療」の
薬物療法についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
参照:「骨粗鬆症と関節痛の総合情報サイト」
http://www.richbone.com/medical/evidence/03.htm
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の治療4
3,薬物療法
○骨が壊れまくっている場合。
もしくは重症の骨粗鬆症の場合。
「ビスフォスフォネート製剤」、
○骨の壊れ方がさほどでもない時。
活性型ビタミンD3,又はビタミンK2
○それ以外にも、女性ホルモン(エストロゲン)や、
カルシウム製剤による治療もある。
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骨粗鬆症10,骨粗鬆症の治療3
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 139 号 ◆
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HP:「病気の症状と予防」
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)10
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
こういう状態が「骨粗鬆症」。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の診断基準
1、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がある場合。
骨密度値がYAMの80%未満、
もしくは脊椎X線での骨粗鬆症化がある場合、「骨粗鬆症」
2、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がない場合。
1)正常:骨密度値が若い人の80%以上、
脊椎X線での骨粗鬆症化なし
2)骨量減少:骨密度値が若い人の70%ー80%、
脊椎X線での骨粗鬆症化の疑いあり
3)骨粗鬆症:骨密度値が若い人の70%未満、
脊椎X線での骨粗鬆症化あり
●骨粗鬆症の検査
○問診、単純X線検査
○骨密度測定、血液検査、尿検査
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1、食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
5,手術
●骨粗鬆症の治療2
1,食事療法
○「カルシウム」をたくさん含む食品を多く摂る
具体的には、乳製品、魚介類、大豆食品、青菜、海藻等。
○「ビタミンD」を多く含む食品も摂る。
具体的には、きくらげ・しいたけ・まいたけ等の
「きのこ類」や、魚介類、卵など。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足の人です。
「骨粗鬆症の診断」は、骨密度を測ったり、
レントゲン写真を撮ったりとか。
あとは、血液検査や尿検査なんかも使います。
そんで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
食事療法、運動療法、薬物療法、理学療法、
それに手術なんかもあります。
食事療法で大事なのは、カルシウムに加えて、
ビタミンDも摂ることだ、って話でしたね。
そいじゃあ、今日も「骨粗鬆症の治療」について。
更に具体的に話していきましょうか。
●骨粗鬆症の治療3
2、運動療法
骨粗鬆症っていうのは、わかりやすく言うと、
骨がスカスカになって弱くなる病気です。
じゃあ、骨を強くするにはどうすれば良いのかっていうと。
骨に「負荷」を与えてやれば良いんですよ。
筋肉をつけたい人は、筋肉に負荷をかける、
筋力トレーニング(筋トレ)をしますよね。
それと同じ様に、骨もトレーニングしてやれば良いんですよ。
筋力トレーニング(筋トレ)だったら、
ダンベルを持ち上げるとか。
そういうトレーニングになりますけど。
「どうやったら、骨トレできるんだ?」
って思いましたか?
骨を鍛えるって言ったら、イメージわきにくいけど。
要は、筋トレの様に、骨にも負荷をかければ良いんです。
骨に、適度な力をかけてあげるんです。
ダンベルを持ち上げる訳にはいかないから。
主に、「自分の体重」をかけてあげます。
骨に一番体重がかからない状態っていうのは、
「無重力」の時です。
まあ、当たり前ですけど(笑)
無重力っていうのは、宇宙に行った時とか、
そういう時にしかならないから。
普通の人には関係ないんですけどね。
宇宙飛行士が宇宙に行って無重力の状態の時、
運動をしなかったら骨の量が減っていた、
っていうデーターがあります。
その次に骨に体重がかからないのは、
「寝ている時」ですね。
だから、寝たきりの人は、骨が弱くなって
骨粗鬆症になりやすくなっちゃいます。
立っているだけでも、自分の体重が骨にかかるから。
それも、運動療法の一種ですよ。
っていう事も言われているので。
立てる人は、なるべく立っている時間を作る。
っていう事は大事です。
でも、普通に歩いたり走ったり出来る人は、
立っているだけでは、やっぱり物足りないので。
できるだけ、歩いたりとか走ったりとか。
バドミントンやテニス、ゴルフ等の運動をする、とか。
そういう風にした方が良いです。
ただ立っているだけだと、
自分の体重が両足にかかりますよね。
でも、歩いた時って、一時的に片足になりますよね。
だから単純に立っているだけの時の、
2倍の負荷が足にかかる、って事になります。
ジャンプした時に、床の板がギシッ、とかミシッとか。
そういう音がした事って、ありませんか。
ジャンプした時っていうのは、ただ立っている時よりも、
大きな力がかかるんですよ。
昔、物理で習ったの、覚えているかな。
「位置エネルギー」って言葉。
ジャンプして、高い所まで到達すると、
エネルギーが大きくなりますから。
その分、床に大きなエネルギー(重さ)がかかって、
床板が、ギシッ、ギシッって音が出たりするんです。
そいで、それと同じエネルギー(重さ)が
骨にもかかりますから。
その分、骨にも負荷がかかるっていう訳ですわ。
走る時、っていうのは片足でのジャンプを繰り返してる、
っていう状態ですからね、おおざっぱに言うと。
走った時には、骨にはかなりの負荷がかかります。
自分の体重の数倍、って言われています。
女子マラソンの選手で、足の骨を疲労骨折した。
って人がいましたよねー。
あれは、走りすぎて足にすごーく負荷がかかって、骨折した。
って事なんですよー。
走るだけじゃなくって、スポーツなんかをした時も、
一時的に体重がかかる時って多いですよね。
特に、球技の場合は、遠いところに球が来て、
それを取ったり、打とうとする時とか。
そういう時には、かなりの負荷がかかります。
でも、あんまり無理してやりすぎると、
逆に骨折する、っていう事もありますからね。
「できる範囲で、適度に」運動する。
っていう事が非常に大事になります。
骨粗鬆症っていうのは、骨折しやすい状態ですから。
無理に運動して逆に骨折しちゃった。
なーんて事になったら、目も当てられませんから。
骨粗鬆症の人のための運動っていうのは、
立っている時間を長くするとか、散歩するとか。
歩いて買い物に行くとか、家事をするとか、
体操するとか、エレベーターの代わりに階段を使うとか。
スポーツじゃなくっても、無理しないで
体を動かす事ができればなんでも良いですからね。
日常で出来る範囲で体を動かす、って事が大事ですよ!
そんな訳で、本日も「骨粗鬆症の治療」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の治療3
2,運動療法
○骨に負荷を与える事が出来れば何でも良い。
出来る範囲で無理せずやる。
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骨粗鬆症9、骨粗鬆症の治療2
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)9
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
こういう状態が「骨粗鬆症」。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の診断基準
1、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がある場合。
骨密度値がYAMの80%未満、
もしくは脊椎X線での骨粗鬆症化がある場合、「骨粗鬆症」
2、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がない場合。
1)正常:骨密度値が若い人の80%以上、
脊椎X線での骨粗鬆症化なし
2)骨量減少:骨密度値が若い人の70%ー80%、
脊椎X線での骨粗鬆症化の疑いあり
3)骨粗鬆症:骨密度値が若い人の70%未満、
脊椎X線での骨粗鬆症化あり
●骨粗鬆症の検査
○問診
○単純X線検査
○骨密度測定
○血液検査、尿検査
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1、食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
5,手術
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)っていう病気は、
骨が壊れる > 骨が修復される、 っていう状態なんで。
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
そして、骨粗鬆症には、
原因のはっきりしない原発性骨粗鬆症と、病気や薬など、
原因がわかっている続発性骨粗鬆症があります。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
あとは、お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足でも、
骨粗鬆症になりやすいんです。
「骨粗鬆症の診断」は、骨密度を測ったり、
レントゲン写真を撮ったりとか。
あとは、血液検査や尿検査なんかも使います。
んで、骨粗鬆症の治療なんだけど。
「続発性骨粗鬆症の治療」の場合は、
まずは、原因となる病気の治療をします。
原因不明の、「原発性骨粗鬆症の治療」には、
食事療法、運動療法、薬物療法、理学療法、
それに手術なんかもありますよ、って話でした。
そいじゃあ、今日は「骨粗鬆症の治療」に関して。
もっと具体的に話していきましょうか。
●骨粗鬆症の治療2
1、食事療法
骨っていうのは、おおかた「カルシウム」で出来ていますから。
カルシウムをたくさん摂る、っていうのが
骨を強くするっていうか、骨粗鬆症の治療にもなります。
日本って、先進国でお金をいっぱい持っている国なので。
世界中からたくさん食料を買って、食べています。
もったいないけど、コンビニとかスーパーとかで、
いっぱい余った食料を捨てていますよね。
学校の給食なんかでもそうかな。
たくさん食料を買って、沢山食べて、たくさん残す。
そんな感じなんで、日本人の場合は、
ほとんどの栄養素は足りています。
脂肪分とか糖分とか、そういうやつね。
でも、カルシウムだけは不足しているんですよー。
一日に、どの位のカルシウムを摂れば良いか知ってますか?
これ、だいぶ前にテレビのコマーシャルとかで、
よく流れていたから、聞いた事ある人もいると思いますが。
日本人正常成人のカルシウム必要量は、
1日に600ミリグラム、って言われています。
牛乳かなんかの宣伝でやっていましたよね、確か。
でも、実際に日本人がカルシウムを摂ってる量っていうのは、
1990年の国民栄養調査では、カルシウムの
平均摂取量は537ミリグラムでしたから。
「カルシウム」に関しては、足りないんですよー。
日本人の場合。
カルシウム一日600ミリグラムっていうのは、
あくまでも「最低必要な量」ですからね、ホントは。
骨粗鬆症の治療ガイドラインでは
1日800mgのカルシウムの摂取を勧めています。
ちなみに、もう骨粗鬆症になっちゃった、っていう
骨粗鬆症の患者さんの場合は、カルシウムを
一日に800~1000ミリグラム摂取する必要があります。
日本人の場合は、普通に食事を摂っていたら、
カルシウムは不足するので。
意識してカルシウムを含む食品を
たくさん食べる(飲む)っていう事が大事です。
カルシウムをたくさん含む食品っていうのは。
具体的に言うと、有名なのは「牛乳」とか「チーズ」
のような、乳製品ですかね。
あとは、魚介類、大豆食品、青菜、海藻等です。
もっと詳しく知りたいって人は、
こういうサイトも参考にしてみてね!
→ 「骨粗鬆症とカルシウム」
https://www.teijin-pharma.co.jp/bone-eiyou/cal/
インターネットで「骨粗鬆症」、「食品」、「カルシウム」
なんかの言葉で検索したら、たくさん出てきますから。
それと、せっかくカルシウムをたくさん食べても、
吸収されないと意味ないですよね。
まあ、全く吸収されない、っていう事はないんですけど。
どうせだったら、効率良く、
腸からカルシウムを吸収してもらいたいですよね。
その為には、「ビタミンD」も摂った方が良いんですよ。
「ビタミンD」には、「カルシウムの吸収を高める」
っていう役割がありますから。
しかーも。
ビタミンDは骨にカルシウムをくっつける「接着剤」
の役割も果たしていますからねー。
カルシウムだけじゃなくって「ビタミンD」も
一緒に摂ると最高ですよ!
具体的には、ビタミンDの中でもビタミンD2は、
きくらげ・しいたけ・まいたけなどの
「きのこ類」に多く含まれています。
ビタミンD3は魚介類に多く、
卵にもたくさん含まれています。
そんな訳で、本日は「骨粗鬆症の治療」の中で、
「食事療法」についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の治療2
1,食事療法
○「カルシウム」をたくさん含む食品を多く摂る
具体的には、乳製品、魚介類、大豆食品、青菜、海藻等。
○「ビタミンD」を多く含む食品も摂る。
具体的には、きくらげ・しいたけ・まいたけ等の
「きのこ類」や、魚介類、卵など。
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骨粗鬆症8、骨粗鬆症の治療
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)8
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
こういう状態が「骨粗鬆症」。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の診断基準
1、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がある場合。
骨密度値がYAMの80%未満、
もしくは脊椎X線での骨粗鬆症化がある場合、「骨粗鬆症」
2、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がない場合。
1)正常:骨密度値が若い人の80%以上、
脊椎X線での骨粗鬆症化なし
2)骨量減少:骨密度値が若い人の70%ー80%、
脊椎X線での骨粗鬆症化の疑いあり
3)骨粗鬆症:骨密度値が若い人の70%未満、
脊椎X線での骨粗鬆症化あり
●骨粗鬆症の検査
○問診
○単純X線検査
○骨密度測定
○血液検査、尿検査
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って病気は、
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気で、
日本で約1000万人も患者さんがいます。
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
そして、骨粗鬆症には、
原因のはっきりしない原発性骨粗鬆症と、病気や薬など、
原因がわかっている続発性骨粗鬆症があります。
そいで、 骨が壊れる > 骨が修復される
っていう状態になるのが「骨粗鬆症」なんです。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
あとは、お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足でも、
骨粗鬆症になりやすいんです。
そして、「骨粗鬆症の診断」っていうのは、
レントゲンを撮ったり、骨密度を測ったり、
血液や尿検査等の検査を行ったりするのと、
軽い力によって起こった骨折(脆弱性骨折)があるか、
って事を組み合わせて行う、っていう話でしたね。
そいじゃあ、「骨粗鬆症の検査と診断基準」を勉強して、
骨粗鬆症の検査をして診断した後で。
どうやって治療するのか、って事で。
今日は「骨粗鬆症の治療」について、です。
●骨粗鬆症の治療
「骨粗鬆症の分類」のとこでやった事だけど。
骨粗鬆症には、大きく分けて2種類あるんですよ。
どんなものか、もう一回復習してみると。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっている骨粗鬆症
この2つに分かれます。
○続発性骨粗鬆症の治療
原因がわかっている「続発性骨粗鬆症」。
これは、原因となる病気とか、薬とか。
そういうのがあってなる骨粗鬆症、っていう意味ですから。
こっちの場合は、まず「原因となっている病気の治療をする」
っていうのが、治療になります。
他の病気でも、全部そうなんですけど。
当たり前ですね、これ。
骨粗鬆症の原因となる病気っていうのは、具体的には。
糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、関節リウマチ、
肝臓の病気、甲状腺の病気、婦人科の病気。
なんかがあります。
糖尿病と慢性腎臓病(CKD)に関しては、
以前にこのメルマガでも勉強しましたよね。
忘れちゃった人は、これを読んでね!
★日本一わかりやすい!「糖尿病」
http://www.muryoj.com/get.php?R=824&M=874
そいで本題の、原因がわからない骨粗鬆症
(原発性骨粗鬆症)の治療についてなんだけどね。
実際は、続発性骨粗鬆症に関しても、
まずは原因となる病気(基礎疾患)の治療はするんだけど。
「それに加えて」、これからやる治療も平行してやるんで。
ここからがホントの「骨粗鬆症の治療」
って言っても良いと思います。
○原発性骨粗鬆症の治療
骨粗鬆症の患者さんっていうのは、
骨折を起こして初めて病気だ、
っていう事がわかる人も多いんですよ。
理想的には、糖尿病とか慢性腎臓病(CKD)とか、
関節リウマチとか、そういう「骨粗鬆症の原因になる
可能性のある病気」を持っている患者さん。
言い方を変えると、「骨粗鬆症になるリスクの高い患者」。
こういう患者の場合は、医者の方で積極的に
骨密度とかの検査をして、骨折する前に、
「骨粗鬆症」の診断をつけてあげるべきだと思いますけど。
実際のとこ、なかなか難しいんですよー。
「骨粗鬆症」は「整形外科医」が専門ですけど。
「骨粗鬆症になりやすい病気」である、
糖尿病とか、慢性腎臓病(CKD)とかっていう病気は、
主に「内科医」が診ていますからね。
医学が発達して、専門化してしまったので。
ある程度はやむを得ない面はあるんでしょうけど。
骨密度の検査って、精密なやつはかなり大きな病院
なんかに行かないとできないんだけど。
簡単なやつは、普通の病院とかでも
出来るとこが多いですからね。
もちろん、レントゲン写真も。
骨密度の場合は、健康な人(YAM)の何%っていう
数字で出てくるから、間違いようがないです。
整形外科医でないと、なかなかわかりにくい、
っていうレントゲン写真なんかは当然あるんでしょうけど。
明らかな骨折とか、すごく骨密度が低いっていう場合は、
整形外科医でなくても骨粗鬆症って診断はできますからね。
明らかなものだけでも、「骨粗鬆症」と診断する。
で、骨折とかがないのであれば、治療をする。
という事は、整形外科医でなくても、ある程度はできるので。
個人的には、内科医なんかでも、糖尿病とか、
慢性腎臓病(CKD)とか関節リウマチとかの病気があって、
骨粗鬆症のリスクの高い人は、「骨粗鬆症」かどうか、
積極的に検査はしていった方が良いんじゃないかと思います。
あ、なんか話が本題とはずれて長くなっちゃったので。
原発性骨粗鬆症の治療については、おおざっぱに。
○原発性骨粗鬆症の治療
1、食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
5,手術
がある、って事で。
細かい話は次回以降に、って事にしましょうか。
そんな訳で、本日は「骨粗鬆症の治療」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の治療
○続発性骨粗鬆症の治療
まずは、原因となる病気の治療をする。
○原発性骨粗鬆症の治療
1、食事療法
2,運動療法
3,薬物療法
4,理学療法
5,手術
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骨粗鬆症7、骨粗鬆症の検査
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 136 号 ◆
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)7
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
こういう状態が「骨粗鬆症」。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。タバコ、お酒の飲み過ぎ。
●骨粗鬆症の診断基準
1、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がある場合。
骨密度値がYAMの80%未満、
もしくは脊椎X線での骨粗鬆症化がある場合、「骨粗鬆症」
2、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がない場合。
1)正常:骨密度値が若い人の80%以上、
脊椎X線での骨粗鬆症化なし
2)骨量減少:骨密度値が若い人の70%ー80%、
脊椎X線での骨粗鬆症化の疑いあり
3)骨粗鬆症:骨密度値が若い人の70%未満、
脊椎X線での骨粗鬆症化あり
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って病気は、
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症の患者さんは、日本で約1000万人もいて、
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
そして、骨粗鬆症には、
原因のはっきりしない原発性骨粗鬆症と、病気や薬など、
原因がわかっている続発性骨粗鬆症があります。
そいで、 骨が壊れる > 骨が修復される
っていう状態になるのが「骨粗鬆症」なんです。
骨粗鬆症になりやすいのは、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
あとは、お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足でも、
骨粗鬆症になりやすいんです。
そして、「骨粗鬆症の診断」っていうのは、
軽い力によって起こった骨折(脆弱性骨折)があるか、
って事と、骨密度、骨のレントゲンを組み合わせて行う。
っていう話でしたね。
そいじゃあ、「骨粗鬆症の診断基準」がわかったところで。
実際にどういう検査をして骨粗鬆症って診断するのか。
って事で、今日は「骨粗鬆症の検査」について
勉強していきましょうか。
●骨粗鬆症の検査
○問診
これは、全ての病気、患者で基本になります。
他の病気の時にも出てきましたね。
その名の通り、患者さんに問いかける診断です。
骨粗鬆症っていうのは、どれだけ骨折しやすいか。
っていう事が基準になる病気ですから。
ささいな原因で骨折したことがあるか、とか、
家族に骨粗鬆症の人がいるか、とか。
腰・背中の痛みがあるか、身長が低下したか。
喫煙・飲酒の習慣、運動の習慣等を聞きます。
○単純X線検査
背骨(腰椎・胸椎)のレントゲン撮影をして、
骨が変形してないか、骨折がないかなどを観察します。
前回「骨粗鬆症の診断基準」のとこで、
「脊椎X線」での骨粗鬆症化あり
とかってやりましたよね。
あの検査の事です。
○骨密度
骨粗鬆症っていうのは、骨がスカスカになる病気です。
実際に写真で見るとこんな感じ。
→ http://www.med.or.jp/chishiki/kotu/001.html
参照:健康の森「日本医師会HP」:骨粗鬆症
この写真の左側が健康な人の骨の断面。
そいで、右側のやつが、骨粗鬆症の人の骨です。
見た感じ、スカスカですよね、右の方。
でも、生きている人の骨を切って診断する事はできませんから。
その替わりに、X線を使ったり、超音波を使って、
どのくらい、骨がスカスカなのか。
言葉を変えると「骨密度」っていうのを測定します。
○骨密度の検査
細かい話はどうでも良いんだけど。
骨密度を測る方法にも、いくつかあります。
1、二重X線吸収(DXA:デキサ)法
腰椎(腰の骨)、大腿骨頸部(太ももの骨)にX線を当てて、
骨密度を測る方法です。
一番信憑性の高い検査方法って言われているんですけど。
高価な機械なんですよね、これ。
装置も大きいから、大きな病院にしかありません。
2,MD法
両手の人差し指と、アルミニウムの基準計っていうのを
いっぺんにX線で撮影して、
骨の透過度と基準計の透過度を比較する検査です。
レントゲンを撮るだけなので、簡単な検査です。
3,超音波測定法(QUS法)
踵骨(かかとの骨)や脛骨(すねの骨)に、
超音波を当てて、骨密度を測ります。
放射線を使わないで超音波を使うので、
妊婦や子供にも使えます。
4,QCT法
CTっていう機械を使って、骨を輪切りにして、
骨の密度を測定します。
○血液検査、尿検査
血液・尿検査では、骨そのものの強さを、
直接測る事はできません。
でも、「骨粗鬆症」っていうのは
骨が壊れる > 骨が修復される
という状態なので。
どんだけ骨が壊れているのか(骨吸収)、
どんだけ骨が修復されているのか(骨形成)、
っていうのを測る事は出来るんですよ。
血液検査とか、尿検査をして、
「骨代謝マーカー」っていうのを測ればね。
骨粗鬆症の薬を使っても、骨が丈夫になるまでには、
かなり時間がかかりますから。
その前に、薬の効果があるのか、っていう事を
判定する為にも、血液検査とか尿検査を行います。
医者とか看護師とか、医療関係者も、
このメルマガを読んでいる方がいるようなので。
ちらっとだけ書きますけど。
「骨代謝マーカー」には「骨吸収マーカー」
(NTX:尿、血清DPD、デオキシピリジノリン)と
「骨形成系マーカー」(BAP:血清など)があります。
保険適応にもなっていて、よく使われるのが、
「尿 NTX」っていう検査ですので。
もし骨粗鬆症で通院されている方でしたら、
血液検査や尿検査の内容を見てみてね!
医師や看護師の方でしたら、骨粗鬆症の患者がいたら、
是非測ってみて下さい。
http://www.oie.or.jp/html/test/osteoporosis.htm
参照:高齢者運動器疾患研究所「骨粗鬆症の検査」
そんな訳で、本日は「骨粗鬆症の検査」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の検査
○問診
○単純X線検査
○骨密度測定
○血液検査、尿検査
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骨粗鬆症6,骨粗鬆症の診断基準
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 135 号 ◆
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H20年8月1日発行 購読者数 12928名
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)6
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
こういう状態が「骨粗鬆症」。
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)高齢者(加齢)
2)女性、(閉経後は特に)
3)遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。
タバコ、お酒の飲み過ぎ。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って病気は、
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症の患者さんは、日本で約1000万人もいて、
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
そして、骨粗鬆症には、
原因のはっきりしない原発性骨粗鬆症と、病気や薬など、
原因がわかっている続発性骨粗鬆症があります。
そいで、 骨が壊れる > 骨が修復される
っていう状態になるのが「骨粗鬆症」なんですよ。
どんな人が骨粗鬆症になりやすいかっていうと、
高齢者や女性、家族に骨粗鬆症の人がいる人。
あとは、お酒やタバコの飲み過ぎや運動不足でも、
骨粗鬆症になりやすいよ、って話でした。
そいじゃあ、骨粗鬆症のイメージがつかめたところで。
どうやって「骨粗鬆症」だ、って診断するの、って事で。
今日は「骨粗鬆症の診断基準」について勉強していきましょう!
●骨粗鬆症の診断基準
骨粗鬆症っていうのは、骨がスカスカになって、
骨折しやすくなる病気ですから。
もっとわかりやすく言うと「骨が弱くなる病気」です。
骨が弱くなって、結果的に骨折しやすくなるんです。
じゃあ、「骨の強さ」っていうのを測定できれば、
「骨粗鬆症」って診断できますよね。
骨の強さ(骨強度)っていうのは、
骨の密度(骨密度)と骨の質(骨質)で決まります。
骨の強さの7割くらいは、「骨密度」で決まっちゃいますから。
おおざっぱに言うと、骨の強さを測るには、
「骨密度」を測れば良い、って事になります。
実際にはそれだけでなく、「骨粗鬆症」っていうのは、
「どれだけ骨折しやすいか」、って事も大事なので。
それと合わせて診断する事になります。
具体的には
1、軽い力によって起こった骨折
(脆弱性骨折:ぜいじゃくせいこっせつ)の有無、
2、骨量の減少度合い(骨密度)
3、X線による脊椎(せきつい:背骨)の状態、
を組み合わせて行います。
●骨粗鬆症の診断基準
まずは、きちんとしたやつ(笑)
日本骨代謝学会の診断基準を見てみましょうか。
○原発性骨粗鬆症の診断基準 (2000年度改訂版)
〈骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドライン
2002年度改訂版〉
低骨量をきたす骨粗鬆症以外の疾患
または続発性骨粗鬆症を認めず、骨評価の結果が
下記の条件を満たす場合、原発性骨粗鬆症と診断する。
1.脆弱性骨折がある場合。
骨密度値がYAMの80%未満、
もしくは脊椎X線での骨粗鬆症化あり
2.脆弱性骨折なし
1)正常:骨密度値がYAMの80%以上、
脊椎X線での骨粗鬆症化なし
2)骨量減少:骨密度値がYAMの70%-80%、
脊椎X線での骨粗鬆症化疑いあり
3)骨粗鬆症:骨密度値がYAMの70%未満、
脊椎X線での骨粗鬆症化あり
はい。
相変わらず、何言ってんだかわかりませんね。
それでは、いつものように、解説していきましょうか。
○「脆弱性骨折」
普通、骨折っていえば、高いところから落ちたり。
車に引かれたとか、そういう「強い力」が
外から加わって、骨が折れますよね。
そうではなくって、ちょっと尻もちをついた、とか。
もしくは、知らないうちに骨折していた、
っていうのが「脆弱性骨折」です。
背中が丸くなって、背がすごく小さくなっちゃった、
おじいちゃんとか、おばあちゃんっていますよね。
あれって、知らないうちに「背骨が骨折して潰れちゃった」から、
あんな風になるんですよ。
ああいうのが、「脆弱性骨折」ってやつですわ。
○「骨密度値」
その名の通り、骨の密度です。
レントゲンとか、CTとか超音波検査とか。
いくつか調べる方法はあるんですけどね。
細かい話は、「骨粗鬆症の検査」の時にするとして。
要は、どんだけ骨の量が減っているか、っていう検査です。
○「YAM」
「young adult mean」の略です。
日本語に訳すと、「若い大人の平均値」っていう事っす。
もっと具体的には、20-44歳の若年成人の平均値の事です。
○「脊椎X線」
脊椎っていうのは、おおざっぱに言うと、「背骨」ですね。
ホントは、腰とか頸とかの骨なんかも脊椎なんですけど。
レントゲン写真をとって、背骨の状態を見て。
健康な状態とは違って、スカスカであるような状態を
「脊椎X線像での骨粗鬆症化」って呼びます。
それを踏まえて、もう一回、上のやつを見てまとめると。
おおざっぱに言うと。
軽い力によって起こった骨折なんてしていなくって。
そいで、骨密度が若い人の80%以上。
っていう人は、「正常」です。
脊椎X線で、骨が潰れちゃっている、とか。
骨がスカスカとか。
骨密度が若い人と比べて70%未満だったら、
軽い力によって起こった骨折していなくても、「骨粗鬆症」。
軽い力によって起こった骨折をしていたら、
骨密度が若い人と比べて80%未満なら「骨粗鬆症」。
ちょうどその中間の人は、「骨量減少」になります。
わかったかなー。
骨粗鬆症っていうのは、どんだけ骨折し易いか。
っていうのが前提になる病気ですから。
もう既に知らないうちに骨折してる人、
っていうのは、また骨折しやすいですからね。
「骨粗鬆症」と診断されやすくなる、
っていうのがポイントになるかな。
それと、80歳の女性にしたら骨が強かったとしても。
あくまで比較するのは「若い人」になります。
そんな訳で、本日は「骨粗鬆症の診断基準」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の診断基準
1、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がある場合。
骨密度値がYAMの80%未満、
もしくは脊椎X線での骨粗鬆症化がある場合、「骨粗鬆症」
2、脆弱性骨折(軽い力によって起こった骨折)がない場合。
1)正常:骨密度値が若い人の80%以上、
脊椎X線での骨粗鬆症化なし
2)骨量減少:骨密度値が若い人の70%ー80%、
脊椎X線での骨粗鬆症化の疑いあり
3)骨粗鬆症:骨密度値が若い人の70%未満、
脊椎X線での骨粗鬆症化あり
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骨粗鬆症4,骨が減るメカニズム
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 133 号 ◆
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)4
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今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って病気は、
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症の患者さんは、日本で約1000万人もいて、
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
そして、骨粗鬆症には、
原因のはっきりしない原発性骨粗鬆症と、
病気や薬など、原因がわかっている続発性骨粗鬆症がある、
という話でした。
「骨粗鬆症」っていうのは、
「骨の量が減って、骨が弱くなる病気」、
とは言ってみたものの。
「骨って、どうなったら減るんじゃー。」
っていう事を理解していないと、
その後の理解が難しくなるので。
今日は、「骨が減るメカニズム」について説明しますか。
●骨が減るメカニズム
骨っていうと、皆さんがイメージするのは、
手とか足とかの長い骨でしょうかね。
そういう真っすぐで長い骨以外にも、
頭蓋骨とか、腰の骨とか、背骨とか。
そういう真っすぐで長い骨以外にも、いろいろあります。
ちなみに、背骨っていうのは、
まっすぐの一本の骨じゃなくって、
たくさんの骨が繋がって、体を支えているんですよ。
皮膚をこすると、「垢(あか)」が出てきますよね。
あの「垢(あか)」っていうのは、泥とか汗とか、
そういうものではなくって、
「皮膚」の一部なんですよー。
古くなった皮膚の一部が、皮膚から剥がれ落ちて
「垢(あか)」になって、ぼろぼろ落ちているんです。
皮膚の寿命っていうのは、だいたい4週間くらいで。
皮膚の表面からどんどん剥がれていって、
下の方から新しい皮膚が作られていきます。
それと同じように、骨っていうのも、
皮膚みたいに、毎日少しづつ作られて、
また、少しづつ壊されているんですよ。
イメージ的には、骨ってがっちりして硬そうですよね。
まあ、たしかにそれはそうなんですが。
皮膚と違って、表面がぼろぼろ落ちていく、
っていう訳ではないんですけど。
骨も新陳代謝を繰り返して、絶えず新しく
生まれ変わっているんですよ。
こういうのを「骨のリモデリング(再構築)」って言います。
まあ、言葉はどうでも良いんですけどね。
イメージ的にはこんな感じ
→ http://tinyurl.com/5kvbvg
参照:武田薬品工業株式会社HP
「破骨細胞」っていう細胞が、古くなった骨を溶かします。
これを、「骨吸収(こつきゅうしゅう)」って言います。
「骨芽細胞」っちゅう細胞は、破骨細胞によって
溶かされた部分に、新しい骨を作って修復します。
これは、「骨形成(こつけいせい)」って言います。
上のサイトの絵にあるように、
「破骨細胞」が骨を壊して、「骨芽細胞」が、
その壊した所を埋めていって、そいで
骨のしなやかさや強さを保っているんですよ。
全く新しくならなかったら、骨も古くなって
ぼろぼろになっちゃいますよね、当然。
そうならないために、骨の一部を壊して、
それを修復する、っていう事が行われています。
そいじゃあ、どういう状態になると「骨が弱くなる」のか。
っていうと。
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
こういう状態になれば、骨は弱くなりますよね。
もっと具体的に言うと、
骨が壊れまくって、骨の修復が追いつかない様な状態。
もしくは、骨の壊れ方は普通なんだけど、
骨の修復があまりうまくいかない様な状態。
こういう風になると、骨が弱くなっちゃいます。
専門用語で言うと、骨吸収が骨形成を上回って、
骨量が病的に減少し骨折しやすくなった状態。
これが「骨粗鬆症」です。
健康な人っていうのは、骨の破壊と修復の、
バランスが良く骨の新陳代謝が行われているんです。
でも、そのバランスが崩れて、骨の修復よりも
破壊の方が進んでしまうと、
骨が弱くなる「骨粗鬆症」になっちゃうんですよ。
わかったかなー。
専門用語がいっぱい出てきたけど、
そんなの全く覚えなくても良いですから。
あくまでも、イメージで良いっすからね。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
具体的に言うと、
骨が壊れまくって、骨の修復が追いつかない様な状態。
もしくは、骨の壊れ方は普通なんだけど、
骨の修復があまりうまくいかない様な状態。
こういう状態が「骨粗鬆症」。
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骨粗鬆症5,どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 134 号 ◆
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)5
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今週も「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
●骨が減るメカニズム
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
具体的に言うと、
骨が壊れまくって、骨の修復が追いつかない様な状態。
もしくは、骨の壊れ方は普通なんだけど、
骨の修復があまりうまくいかない様な状態。
こういう状態が「骨粗鬆症」。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って病気は、
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症の患者さんは、日本で約1000万人もいて、
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いんですよ。
そして、骨粗鬆症には、
原因のはっきりしない原発性骨粗鬆症と、病気や薬など、
原因がわかっている続発性骨粗鬆症があります。
そいで、 骨が壊れる > 骨が修復される
っていう状態になるのが「骨粗鬆症」なんだ、って話でした。
そいじゃあ、「骨が減るメカニズム」がわかったところで。
もっと具体的に、今日は、
「どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか」
について勉強していきましょう!
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
先週勉強した
「骨が減るメカニズム」では、
○ 骨が壊れる > 骨が修復される
具体的に言うと、
骨が壊れまくって、骨の修復が追いつかない様な状態。
もしくは、骨の壊れ方は普通なんだけど、
骨の修復があまりうまくいかない様な状態。
こういう状態が「骨粗鬆症」。
という話をしましたけど。
もっと具体的に、どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか。
それぞれ書いてきましょうか。
1)、高齢者(加齢)
年齢が高くなるにつれ、筋力も衰えるし、
内臓の機能も衰えてしまいます。
以前にやった、心不全とか慢性腎臓病(CKD)でも、
年齢が高くなると、ある程度はしょうがない。
って話をしましたよね。
それと同じように、骨の場合も、
歳をとると弱くなってしまいます。
なんでかっていうと、歳をとると内臓の機能も弱くなるので。
胃酸の分泌が低下するとか、
腸からカルシウムを吸収する能力が低下するとか、
腎臓での尿へのカルシウム排泄が増加するとか。
そんな理由で骨が弱くなります。
ま、細かい事はどうでも良いんですけどね。
それと、歳をとるとともに、からだの中の
ホルモンが変化するんで、骨量が減少します。
具体的にどんなホルモンかっていうのは、
これも全く覚える必要はないんだけど、
女性ホルモン(エストロゲン)、副甲状腺ホルモンとか、
カルシトニンっていうホルモンが関与します。
これらのホルモンは、どれも前回学んだような、
骨を壊したり、修復したりするのに関係あるホルモンで。
歳を取ると、こういうホルモンの分泌が低下して、
結果的に骨が弱くなる(骨粗鬆症)になりやすくなります。
2)、女性、閉経
男性と女性だったら、女性の方が「きゃしゃ」ですよね。
何故かっていうと、男の方が筋肉の量が多いから、
という理由と、あとは「骨格の差」ですね。
男性の方が女性よりも、骨の量も多いですから。
女性は元々、男性よりも骨の量が少ないので、
骨粗鬆症になりやすいんです。
そいでもって、閉経後は更に骨の量が少なくなっちゃって、
もっと骨粗鬆症になりやすくなります。
なんでかっていうと、上でもやった「女性ホルモン」の影響です。
閉経っていうのは、言い方を変えると、
「女性ホルモンが出なくなる」っていう事ですから。
元々少なかった骨が、更に少なくなっちゃうので。
高齢女性っていうのは、非常に骨粗鬆症になりやすいです。
例えば、80歳の女性の場合。
平均的な骨の量だと、骨粗鬆症になっちゃいます。
90歳の女性だと、骨粗鬆症じゃない人を探すのが大変。
っていう感じになります。
3)、遺伝
糖尿病とか高血圧、高脂血症(脂質異常症)なんかの
生活習慣病でもそうなんですけどね。
やっぱ、骨粗鬆症にも遺伝っていうのはあるようです。
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合は、
骨粗鬆症になる可能性が高くなります。
4)、生活習慣
骨っていうのは、大部分は「カルシウム」で出来ています。
だから、カルシウム摂取不足の人は、
「骨粗鬆症」になりやすくなりますね。
それと、カルシウムを吸収するのには、
ビタミンDなんかも必要になるんで。
ビタミンD不足でも「骨粗鬆症」になりやすくなります。
他には、タバコやお酒を飲み過ぎても、
胃腸の働きを悪くしてカルシウムの吸収が悪くなっちゃうし。
運動不足でも、骨が強くならないので。
骨粗鬆症になりやすくなっちゃいます。
そんな訳で、本日は「どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●どんな人が骨粗鬆症になりやすいのか
1)、高齢者(加齢)
2)、女性、(閉経後は特に)
3)、遺伝
家族に骨粗鬆症にかかった人がいる場合。
4)、生活習慣
カルシウム、ビタミンD不足。
運動不足。
タバコ、お酒の飲み過ぎ。
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骨粗鬆症3,骨粗鬆症の分類
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 132 号 ◆
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)3
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今週も、「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週までの復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って病気は、
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症の患者さんは、日本で約1000万人もいて、
骨折したら寝たきりになるとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多いよ、って話でした。
そいで、一口に「骨粗鬆症」といってもね、
その原因によって分類されるんですよ、実は。
そんな訳で、今週は「骨粗鬆症の分類」についてです。
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっている骨粗鬆症
骨粗鬆症だけの話じゃなくって。
医学用語で、一般的な言い方なんですけど。
「原発性」とか、「続発性」っていう言い方をします。
「原発性」っていうのは、簡単に言うと、
「原因がわからない」っていう意味です。
「原発性高血圧」って言ったら、原因はわからないけど、
血圧が高い病気、っていう意味です。
原因がわからないけど、なんか知らないけど、
年を取ったら血圧っていうのは上がるもんなんですよ。
それと同じように、年を取れば骨も弱くなる事が多いので。
そういう場合には、「原発性骨粗鬆症」って言います。
あと、骨っていうのは、女性ホルモンが関係しているんです。
今度、もう少し詳しく話すと思いますけど。
だから、年を取ったり、女性の場合だと、
閉経した後に、骨粗鬆症になりやすいんです。
そういう場合の骨粗鬆症も、「原発性骨粗鬆症」
っていう呼び方をします。
原因がわからない、って言っても、加齢とか女性ホルモンとか。
そういった原因自体はあるんですけどね。
厳密に言うと、「明らかな原因となる病気等がないもの」
っていうのが「原発性」って事になります。
「続発性」っていうのは、それと全く逆。
原因となる病気とか、薬とか。
そういうのがあってなるもの、っていう意味です。
だいぶ前に、高血圧の所でやった話だけど。
何か原因になる病気があって高血圧になる場合もある、
って事をやったんですけど。
覚えている人いるかな。
1年以上前だからほとんどいないかな(笑)
何か病気があって高血圧になる場合は、
「2次性高血圧」って言います。
復習したい人は、これを読んでね!
★日本一わかりやすい!「高血圧」
http://www.muryoj.com/get.php?R=826&M=874
「続発性」じゃないじゃないか。
って言う人もいるかもしれませんけど。
「2次性」っていうのと「続発性」っていうのは、
だいたい同じ意味なんですよ、医学用語では。
余計ややこしくなってしまいましたかね。
すいません。
骨粗鬆症の場合だと、病気等何か他に
原因があって骨粗鬆症になる。
具体的には、糖尿病だとか関節リウマチだとか。
ステロイドっていう薬を飲んでいたりだとか。
あと、胃の手術をして胃の一部を取ってしまった場合とか。
そういう原因があって骨粗鬆症になる、っていう場合に、
「続発性骨粗鬆症」って言います。
骨っていうのは、大部分は「カルシウム」ですから。
胃を取っちゃうと、カルシウム等の吸収が悪くなって、
骨粗鬆症になっちゃう場合があるんですよ。
それと、無理なダイエットしすぎて、カルシウム不足で
骨粗鬆症になっちゃう、っていう場合もあるようですから。
皆さんは、気をつけて下さいね!
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の分類
1、原発性骨粗鬆症(げんぱつせいこつそしょうしょう):
原因がわかっていない骨粗鬆症
2、続発性骨粗鬆症(ぞくはつせいこつそしょうしょう):
病気や薬など、原因がわかっている骨粗鬆症
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骨粗鬆症2,骨粗鬆症の頻度と問題点
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 131 号 ◆
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)2
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先週からは、「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」について。
まずは、先週の復習。
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
○骨折しやすくなって、寝たきりとか死亡するとか、
そういう事が起こりやすくなる状態。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って病気は、
骨がスカスカになって、骨折しやすくなる病気です。
そいで、骨折したら寝たきりになったり、
そうなると死亡する確率も高くなっちゃう、
って話でした。
そいじゃあ今週は、骨粗鬆症の人って、どの位いるの?
って事で、骨粗鬆症の頻度と問題点についてです。
人間は誰でも、年をとれば筋肉は衰えるし、
心臓や腎臓等の、内臓の機能も低下します。
これ、当たり前ですね。
骨粗鬆症っていうのは、「骨が弱くなる病気」です。
簡単に言うと。
骨の場合も、筋肉や他の臓器と同じように、
年齢が高くなると弱くなりますから。
骨粗鬆症っていうのは、高齢者ほど多い病気です。
日本という国は、世界一長生きの国で、
しかも、どんどん寿命も伸びていますから。
それに伴って、骨粗鬆症の患者の数も増えています。
そいで、骨粗鬆症の患者がどの位いるか、
って話なんですけどね。
具体的には、日本では
約1000万人の患者さんがいる、と言われています。
骨粗鬆症は、日本だけでなくって、
アメリカやヨーロッパでも問題になっている病気で。
日本、アメリカ、ヨーロッパを合わせると、
約7500万人もいるんですよー。
すごい数っすね。
そいで、先週も書いた事だけど。
骨粗鬆症になると問題になるのが「骨折」なんです。
高齢者の寝たきりの原因のうち、
約20%が「骨折」といわれているんですけど。
その中でも「大腿骨(だいたいこつ)」っていう、
太ももの骨の骨折が、すごく問題になっています。
日本では一年間で、約12万人の人が
大腿骨の骨折している、って推測されていて。
そいで、そのうちの約10%が1年以内に亡くなって、
約30%は日常生活能力が低下する。
と、言われています。
日常生活能力が低下する、っていうのは、
寝たきりになっちゃったとか。
もしくは、前までは杖なしで歩いていたんだけど、
杖が必要になったとか、車いすになったとか。
そんな感じの事っすわ。
そんな訳で、骨粗鬆症って、たくさんの患者がいて。
そいで、骨折しやすくなっちゃって。
骨折したら、寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い、って話でした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症の頻度と問題点
○骨粗鬆症の患者は、日本では
約1000万人いる、と言われている。
○骨粗鬆症になると、骨折しやすくなって、
骨折したら寝たきりとか、歩行が困難になるとか、
死亡する事も多い。
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骨粗鬆症1,骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 130 号 ◆
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H20年6月27日発行 購読者数 12927名
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<本日のテーマ> 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)1
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先週で「慢性腎臓病(CKD)」については終わって。
今日からは、新しい病気について解説していきますよー。
今週からはじまる、新しい病気は!
「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」
なんとなく、聞いたこともあるかなー、この病気。
実は、「骨粗鬆症」っていうのも、生活習慣病なんですよ。
今までやってきた、高血圧や糖尿病、高脂血症(脂質異常症)。
それに、先週までやっていた慢性腎臓病(CKD)も
生活習慣病でしたね。
これらの病気は、循環器内科で、腎臓もやっている、
私にとっては専門の分野だったんですが。
「骨粗鬆症」っていうのは、「整形外科」の分野なんですよー。
全然、専門じゃないので、不十分なところもあると思いますけど。
今週からみなさんと一緒に、勉強していきますよ♪
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」っていうのは一言で言うと。
骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気です。
骨っていうのは、主にカルシウムで出来ているんだけど。
それ以外にもタンパク質やリンなんかも含まれています。
骨に含まれるカルシウムなどの量(骨量)っていうのは、
若いときが一番多くって。
その後は、年齢とともに減ってきます。
骨量(主にカルシウム)が減ると、
骨の中の構造が壊れちゃって、
骨は非常にもろい状態になるんです。
もろくなったら、折れやすくなりますよね。
こういう状態が「骨粗鬆症」なんですよ。
骨粗鬆症の「しょう(鬆)」は「す」とも読みます。
粗は「あらい」っていう意味ですから。
「骨粗鬆症」っていうのは、骨が「す」のはいった
大根みたいにスカスカになってしまった状態って事っす。
そんな風に、骨がスカスカの状態なら、
当然、骨折もしやすいですよね。
若い人だったら、骨が折れても何週間か
ギブスで固定したら、自然に治ることも多いです。
ま、骨の種類とか場所によっては、
手術しなければならない事もあるんですけどね。
これだったら、そんなに問題はないんですけど。
問題は、「高齢者」が骨折した場合です。
お年寄りが骨折すると、「寝たきり」に
なっちゃう場合が非常に多いんですよー。
現在約90万人はいるって言われている
「寝たきり」の方の原因の3番目が、
「骨粗鬆症」による骨折です。
ちなみに1番は脳卒中、2番は老衰。
骨折して、寝たきりになっちゃったら、
やっぱ死亡率も高くなるんですよね。
そういう人は。
だから、単純に骨が弱い、っていうだけじゃなくって、
骨折しやすくなって、寝たきりとか死亡するとか。
そういう事が起こりやすくなる状態が、
「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」っていう病気だ。
って思っておいたら良いですよ。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
○骨の量が減って、スカスカになり、
骨が弱くなっちゃって、骨折しやすくなる病気。
○骨折しやすくなって、寝たきりとか死亡するとか、
そういう事が起こりやすくなる状態。
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慢性腎臓病(CKD)17、慢性腎臓病(CKD)の予防
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 129 号 ◆
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H20年6月20日発行 購読者数 13048名
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<本日のテーマ> 慢性腎臓病(CKD)17
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「慢性腎臓病(CKD)」について。
まずは、先週までの復習。
●慢性腎臓病(CKD)とは
腎臓の機能が低下し、腎臓が障害をおこした状態(病態)。
●慢性腎臓病(CKD)とは、具体的には、
おしっこ(尿)からタンパクが出たり、
腎臓の機能が100点満点中60点以下、
というのが3ヶ月以上続いた状態(病態)。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気には、
糖尿病、高血圧、慢性腎炎等がある。
●慢性腎臓病(CKD)のステージ分類
ステージ 重症度 進行度による分類
GFR(mL/min/1.73m2)
1 腎障害はあるが、GFRは正常または亢進 ≧90
2 GFR軽度低下 60-89
3 GFR中等度低下 30-59
4 GFR高度低下 15-29
5 腎不全 <15
(下線は乗数です。m2はmの2乗です。)
●慢性腎臓病(CKD)の重要性
慢性腎臓病(CKD)は、腎臓が悪いというだけでなく、
動脈硬化が進んで、心筋梗塞や脳卒中になりやすくなる。
●慢性腎臓病(CKD)の頻度
○厳密に慢性腎臓病(CKD)の定義を当てはめると、
日本には慢性腎臓病(CKD)の患者数は約2000万人。
○ただし、日本人というのは、元々腎臓が悪い人種なので、
それを考慮すると、約400万人の患者がいる。
●慢性腎臓病(CKD)の検査
○血液検査、尿検査
●慢性腎臓病(CKD)の症状
○基本的には慢性腎臓病(CKD)に症状はない。
○ただし、慢性腎臓病(CKD)が進んで、
腎機能がかなり悪くなったり、尿から大量にタンパク
が出ている場合は、体がむくんだり、
息が苦しいという症状が出る場合もある。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気1
○腎臓の機能が低下する原因
1),腎臓をたくさん使って、腎臓が疲労してくる。
具体的には年を取ること(加齢)
2),病気で腎臓の機能が悪くなる。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気2
(1)糖尿病(糖尿病性腎症)
(2)慢性腎炎(慢性糸球体腎炎)
(3)高血圧(腎硬化症)、等
●慢性腎臓病(CKD)の治療
1),食事療法
2)、血圧をしっかり下げる
3)、糖尿病の人は、血糖値をしっかり下げる
4)コレステロールもしっかり下げる
5)その他
○痛み止め(非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs))、
造影剤、抗ガン剤等の薬は、たくさん使うと、
腎臓の機能を悪くする場合がある。
○痛み止めの薬(非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs))は、
自分である程度、量を調節できる場合があるので。
なるべくであれば、使うのを控える。
○適切に水分を摂る、むしろ脱水には注意する
具体的には一日に、1リットル~2リットル位。
「慢性腎臓病(CKD)」っていうのは、病気ではなく、
腎臓の機能が低下している状態(病態)です。
具体的には、腎臓の機能が100点満点中60点以下、
というのが3ヶ月以上続いた状態です。
腎臓が悪いと、動脈硬化が進んで、心筋梗塞とか脳卒中とか
恐ろしい病気になりやすくなっちゃうんですよ。
そいで、慢性腎臓病(CKD)って診断するためには、
血液検査や尿検査なんかの検査をするんですが、
慢性腎臓病(CKD)には、基本的には症状はありません。
で、腎臓の機能は年を取ったり、糖尿病や高血圧、
慢性腎炎のような病気になると悪くなるんですよ。
慢性腎臓病(CKD)の治療には、生活習慣の改善や、
血圧、血糖、コレステロールをしっかり下げる事が重要です。
それに、痛み止めなんかの薬は腎臓に悪いから、
自分でコントロールできるなら、飲み過ぎないでね!
っていう話でした。
そいじゃあ今日、「慢性腎臓病(CKD)の予防」についてです。
このメルマガで、慢性腎臓病(CKD)の前にやっていた
病気は、「心不全」についてでしたね。
その前にも、糖尿病とか高血圧とか高脂血症(脂質異常症)とか。
生活習慣病を中心に、いろんな病気について
解説してきたわけですけど。
それらの病気のほとんどについて、共通する事があります。
以前からこのメルマガを読んでくれている人や、
無料レポートで復習してくれている人ならわかるかな?
それは、病気の「治療」と「予防」は非常に似ている。
っていう事です。
なんにも原因がないっていうか、原因が今の医学では
わからない病気、っていうのもあるんだけど。
多くの病気は何か原因があって、そのせいで
病気になる、っていうパターンが多いです。
ま、原因っていうのは、一つではないんですけどね、普通は。
病気になる原因がわかっているのであれば、
病気になる前にそれを改善する、っていうのが「病気の予防」。
病気になった後に、それ以上病気を悪化させない、
っていうのが「病気の治療」ですからね。
生活習慣が原因で病気になったのであれば、それを改善して
病気にならないようにするっていうのが、「病気の予防」。
生活習慣を改善して、それ以上病気が悪化しないようにする、
っていうのが「病気の治療」ですから。
結局、やる事は同じなんですよね。
例えば、高血圧の予防は、塩分が一日10グラム以内で、
治療は塩分6グラブ以内、とか。
ちょっと厳しくなる、っていう違いはあるんですけどね。
基本的には、だいたい同じなんですよ。
言われてみれば、当たり前ですね。
もちろん、病気の治療っていうのはそれに加えて、
飲み薬や点滴の治療や、手術なんかもありますから。
それだけではないんですけどね。
そんな訳で、慢性腎臓病(CKD)の予防も、
慢性腎臓病(CKD)の治療と、基本的には一緒です。
もちろん、薬とかは使いませんけどね。
●慢性腎臓病(CKD)の予防
病気の予防っていうのは、だいたい治療と一緒だ。
という話を最初にしましたから。
慢性腎臓病(CKD)の治療について復習しましょうか。
●慢性腎臓病(CKD)の治療
○生活習慣の改善
1),食事療法
A)、塩分を一日に6グラム以内に制限する。
B)、タンパク質を制限する。
C)、基本的にはエネルギー制限はしない。
(2)、水分を制限し過ぎない
(3)、肥満を解消する
(4)、禁煙する
(5)、お酒はほどほどに
2)、血圧をしっかり下げる
3)、糖尿病の人は、血糖値をしっかり下げる
4)コレステロールもしっかり下げる
5)その他
2)以降は薬による治療とかも入ってくるから。
予防とはちょっと離れてしまいますけど。
「生活習慣の改善」に関しては、治療も予防も同じです。
高血圧の例でも書いたけど。
高血圧っていう病気がある人は、
塩分を一日に6グラム以内に制限するんだけど。
高血圧になっていない人の場合は、
一日に10グラム以内にしてくださいよ。
っていう話なんですけどね。
これは、慢性腎臓病(CKD)でも一緒です。
今のところ、塩分を一日に何グラム以内に抑えたら、
慢性腎臓病(CKD)になるのが予防できた。
っていう具体的なデーターはないんですけど。
塩分が多いと、血圧も高くなるし、
腎臓にも負担がかかりますからねー。
塩分制限はした方が良いと思われます。
ただ、慢性腎臓病(CKD)の場合は、
注目されたのが、ここ数年ですから。
確実な証拠っていうのはないんですよー。
残念ながら。
だから、一日に塩分10グラム以内。
って具体的な数値をあげるよりは、
「塩分を制限した方が良いよ。」
って事で理解してもらえば良いかな、とは思います。
その他、タンパク質についても、
はっきりした証拠というのはありません。
慢性腎臓病(CKD)ではなくって、別の腎臓病。
慢性腎炎(IgA腎症)という病気の場合は、
初期の段階ではタンパク制限は必要ない。
っていう風に言われていますので。
タンパク質に関しては、あんまり気にしなくても良いと思います。
エネルギーに関しても、「肥満」にならない程度
であれば、さほど気にしなくても良いと思いますよ。
ただ、肥満になると腎臓の機能が悪くなる、
っていう報告もあるようですので。
やっぱり、あんまり食べ過ぎたら良くないと思いますね。
タバコは吸わない方が良い。
お酒は控えめにした方が良い。
っていうのも、腎臓に限った事ではありませんから。
これは、やった方が良いんじゃないっすかね。
水分に関しても、基本的には正常な人であれば、
喉が渇いたら、勝手に水を飲みますからね。
あんまり気にしなくても良いと思いますよ。
ただ、慢性腎臓病(CKD)の治療のとこでも書いたけど。
高齢者の場合は、口渇中枢というところが、
感じにくくなって、喉の乾きをあまり感じない。
という事が良くあるので。
なるべく水分は摂る様にした方が良いと思われます。
そんな訳で今日は、慢性腎臓病(CKD)の予防についてでした。
実は、慢性腎臓病(CKD)っていうのは、
最近注目された概念なもんで。
予防に関しては、はっきりこれをやった方が良い。
っていうのはないんですよー。
どの教科書にも書いていません(涙)
だから、あんまりはっきりとした書き方ができないんですけど。
慢性腎臓病(CKD)っていうのは、他の生活習慣病のように、
動脈硬化が進むから悪いんだよ。
っていう主旨を考えれば、高血圧とか糖尿病とか、
高脂血症(脂質異常症)のような、
「他の生活習慣病と同じ様な生活習慣を心がける。」
っていう事で理解していただければ良いかと思います。
そいじゃあ、随分長かったけど、
慢性腎臓病(CKD)に関しては、今日で終了しまーす♪
今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●慢性腎臓病(CKD)の予防
○塩分を制限する。
○肥満にならないようにする。
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慢性腎臓病(CKD)16、慢性腎臓病(CKD)の治療7
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 128 号 ◆
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H20年6月13日発行 購読者数 12890名
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<本日のテーマ> 慢性腎臓病(CKD)16
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「慢性腎臓病(CKD)」について。
まずは、先週までの復習。
●慢性腎臓病(CKD)とは
腎臓の機能が低下し、腎臓が障害をおこした状態(病態)。
●慢性腎臓病(CKD)とは、具体的には、
おしっこ(尿)からタンパクが出たり、
腎臓の機能が100点満点中60点以下、
というのが3ヶ月以上続いた状態(病態)。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気には、
糖尿病、高血圧、慢性腎炎等がある。
●慢性腎臓病(CKD)のステージ分類
ステージ 重症度 進行度による分類
GFR(mL/min/1.73m2)
1 腎障害はあるが、GFRは正常または亢進 ≧90
2 GFR軽度低下 60-89
3 GFR中等度低下 30-59
4 GFR高度低下 15-29
5 腎不全 <15
(下線は乗数です。m2はmの2乗です。)
●慢性腎臓病(CKD)の重要性
慢性腎臓病(CKD)は、腎臓が悪いというだけでなく、
動脈硬化が進んで、心筋梗塞や脳卒中になりやすくなる。
●慢性腎臓病(CKD)の頻度
○厳密に慢性腎臓病(CKD)の定義を当てはめると、
日本には慢性腎臓病(CKD)の患者数は約2000万人。
○ただし、日本人というのは、元々腎臓が悪い人種なので、
それを考慮すると、約400万人の患者がいる。
●慢性腎臓病(CKD)の検査
○血液検査、尿検査
●慢性腎臓病(CKD)の症状
○基本的には慢性腎臓病(CKD)に症状はない。
○ただし、慢性腎臓病(CKD)が進んで、
腎機能がかなり悪くなったり、尿から大量にタンパク
が出ている場合は、体がむくんだり、
息が苦しいという症状が出る場合もある。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気1
○腎臓の機能が低下する原因
1),腎臓をたくさん使って、腎臓が疲労してくる。
具体的には年を取ること(加齢)
2),病気で腎臓の機能が悪くなる。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気2
(1)糖尿病(糖尿病性腎症)
(2)慢性腎炎(慢性糸球体腎炎)
(3)高血圧(腎硬化症)、等
●慢性腎臓病(CKD)の治療
○生活習慣の改善
(1),食事療法
(2)、血圧をしっかり下げる
具体的には血圧 130/80mmHg未満が目標。
できればACE阻害薬、ARBという薬を使う。
3)、糖尿病の人は、血糖値をしっかり下げる
具体的にはHbA1cが6.5%以下。
空腹時の血糖値は110~130mg/dl。
4)コレステロールもしっかり下げる
具体的には
○LDL(悪玉)コレステロールの目標は、120mg/dl未満。
○中性脂肪は、150mg/dl未満。
○HDL(善玉)コレステロールは、40mg/dl以上。
「慢性腎臓病(CKD)」っていうのは、病気ではなく、
腎臓の機能が低下している状態(病態)です。
具体的には、腎臓の機能が100点満点中60点以下、
というのが3ヶ月以上続いた状態です。
腎臓が悪いと、動脈硬化が進んで、心筋梗塞とか脳卒中とか
恐ろしい病気になりやすくなっちゃうんですよ。
そいで、慢性腎臓病(CKD)って診断するためには、
血液検査や尿検査なんかの検査をするんですが、
慢性腎臓病(CKD)には、基本的には症状はありません。
で、腎臓の機能は年を取ったり、糖尿病や高血圧、
慢性腎炎のような病気になると悪くなるんですよ。
慢性腎臓病(CKD)の治療には、生活習慣の改善や、
血圧、血糖、コレステロールをしっかり下げる事が重要で。
血圧に関しては、130/80mmHg以下っていう、
普通の人よりも低い値に保つ。
血糖値も、正常の人と同じくらいまで下げる。
LDL(悪玉)コレステロールの目標は、
120mg/dl未満という、普通の人の目標値よりも
かなり低い値まで下げる、っていう話でした。
そいじゃあ今日も、「慢性腎臓病(CKD)の治療」の続きです。
●慢性腎臓病(CKD)の治療7
なんか最近、専門的で堅苦しい話ばっか続いていたので。
今日は、あっさりいきますか♪
5)その他
薬の副作用で、腎臓が悪くなる場合があります。
薬って言われているものには、全て「副作用」があるので。
ある程度しょうがない部分はあるんですけどね。
いろんな薬の中でも、特に腎臓に悪い、というか
腎機能障害を起こしやすい薬、っていうのがあります。
具体的には、痛み止め(非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs))。
それと、造影剤なんかの薬は、
たくさん使うと腎臓が悪くなっちゃうんですよ。
抗ガン剤とかもあるけどね。
造影剤っていうのは、検査をする時に医師が使うもんだし。
抗ガン剤も医師が量を調節するもんだから、
普通の人が量をコントロールする事はできません。
でも、痛み止めの薬って、本人が調節できる場合もあるんです。
痛み止めの薬を、痛い時に飲みなさい、って言われて
病院で薬を出してもらってる人っていますよね。
たくさん痛み止めを出してもらって、
ちょっと痛いからっていって、痛み止めを毎日飲んでいると、
どんどん腎臓の機能が悪くなってしまう事がありますから。
注意しないと駄目ですよ!
それと、水分が足りなくなって脱水になっちゃうと、
腎臓の機能が悪くなる事がありますので。
これにも注意が必要です。
水分に関しては以前、「慢性腎臓病(CKD)の治療3」の時に、
○生活習慣の改善
(2)、水分を制限し過ぎない
ってところでも書いたのですけど。
これに関して、質問を頂きました。
質問)
小水を沢山出すことが腎臓に負荷が掛かるのか、
小水の量を少なくし、濃縮された状態にすることが、
腎臓の負荷が軽減出来るのか、についてです。
言い換えれば、水分摂取は控えるのが良いのか、
十分摂取するのが良いのか、です。
「必要以上の水分摂取を控え、濃く濃縮された
小水の状態で排泄させることが、
腎臓を疲労させないことになるのでしょうか。」
という質問です。
うーん、なかなか鋭い、良い質問ですよ、これ。
これに対する私の答えです。
答え)
基本的には、人間の体っていうのは、
飲んだ分だけ尿が出るような仕組みになっています。
例えば、1リットル水を飲んだら、1リットル尿が出る。
というような感じです。
でも、丸1日、水分を全く飲まなかった、
という場合でも、尿は出ます。
なぜなら、体の中に老廃物が貯まってしまうから、
それを外に出さなければならないからです。
でも、1リットル尿を出してしまうと、
体の中の水分が足りなくなってしまうので、
なるべく濃縮して尿を出すようにします。
じゃあ、これが体に良いのか、っていうと。
あんまり良くないです、というか悪いです。
あくまでイメージなんですけど。
少ない水に、砂糖をたくさん溶かそうとすると、
頑張って、たくさんかき回さないといけないですよね。
これって、余計な労力がかかっている、
って事になりますよね。
そんな感じで、極端に濃縮をしようとすると、
腎臓に負担がかかってしまうので。
そこそこの濃度で尿を出す、っていうのが
腎臓への負担をかけない方法です。
逆に水分を一日に3リットル飲んだら、
尿が3リットル出るっていう事になるんですけどね。
前のメルマガにも書きましたけど。
一日に体の中で使われる水分っていうのは、
150リットルとか200リットルもあるんですよ。
だから、尿が一日に1.5リットルだとすると、
それを100回使い回ししている、って事なんですよ。
腎臓できれいにろ過して、それを体の中で
100回位使って。
その1/100が尿として外に出る、っていう感じです。
だから、少々水分を多くとったとしても、
100回が102回になる、とかってだけなので。
多少、水分を多く摂っても、そんなに腎臓には
負担はかかりません。
そういう話なので、本文の中では
「適切に水分を摂る」、「むしろ脱水には注意」
というような書き方になっています。
ある程度の量というのは、具体的には
1リットルとかせいぜい2リットル位かな。
その位は水分を摂った方が良いと思いますよ。
あくまでイメージなのですけどね。
そんな感じで、今日は慢性腎臓病(CKD)の治療の、
その他についてでした。
微妙に治療じゃないだろ、って突っ込みはなしにしてね。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●慢性腎臓病(CKD)の治療7
5)その他
○痛み止め(非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs))、
造影剤、抗ガン剤等の薬は、たくさん使うと、
腎臓の機能を悪くする場合がある。
○痛み止めの薬(非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs))は、
自分である程度、量を調節できる場合があるので。
なるべくであれば、使うのを控える。
○適切に水分を摂る、むしろ脱水には注意する
具体的には一日に、1リットル~2リットル位。
参照:CKD診療ガイド
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慢性腎臓病(CKD)15、慢性腎臓病(CKD)の治療6
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◆ やぶ医師のひとりごと 第 127 号 ◆
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<本日のテーマ> 慢性腎臓病(CKD)15
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「慢性腎臓病(CKD)」について。
まずは、先週までの復習。
●慢性腎臓病(CKD)とは
腎臓の機能が低下し、腎臓が障害をおこした状態(病態)。
●慢性腎臓病(CKD)とは、具体的には、
おしっこ(尿)からタンパクが出たり、
腎臓の機能が100点満点中60点以下、
というのが3ヶ月以上続いた状態(病態)。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気には、
糖尿病、高血圧、慢性腎炎等がある。
●慢性腎臓病(CKD)のステージ分類
ステージ 重症度 進行度による分類
GFR(mL/min/1.73m2)
1 腎障害はあるが、GFRは正常または亢進 ≧90
2 GFR軽度低下 60-89
3 GFR中等度低下 30-59
4 GFR高度低下 15-29
5 腎不全 <15
(下線は乗数です。m2はmの2乗です。)
●慢性腎臓病(CKD)の重要性
慢性腎臓病(CKD)は、腎臓が悪いというだけでなく、
動脈硬化が進んで、心筋梗塞や脳卒中になりやすくなる。
●慢性腎臓病(CKD)の頻度
○厳密に慢性腎臓病(CKD)の定義を当てはめると、
日本には慢性腎臓病(CKD)の患者数は約2000万人。
○ただし、日本人というのは、元々腎臓が悪い人種なので、
それを考慮すると、約400万人の患者がいる。
●慢性腎臓病(CKD)の検査
○血液検査、尿検査
●慢性腎臓病(CKD)の症状
○基本的には慢性腎臓病(CKD)に症状はない。
○ただし、慢性腎臓病(CKD)が進んで、
腎機能がかなり悪くなったり、尿から大量にタンパク
が出ている場合は、体がむくんだり、
息が苦しいという症状が出る場合もある。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気1
○腎臓の機能が低下する原因
1),腎臓をたくさん使って、腎臓が疲労してくる。
具体的には年を取ること(加齢)
2),病気で腎臓の機能が悪くなる。
●慢性腎臓病(CKD)の原因となる病気2
(1)糖尿病(糖尿病性腎症)
(2)慢性腎炎(慢性糸球体腎炎)
(3)高血圧(腎硬化症)、等
●慢性腎臓病(CKD)の治療
○生活習慣の改善
(1),食事療法
(2)、血圧をしっかり下げる
具体的には血圧 130/80mmHg未満が目標。
できればACE阻害薬、ARBという薬を使う。
3)、糖尿病の人は、血糖値をしっかり下げる
具体的にはHbA1cが6.5%以下。
空腹時の血糖値は110~130mg/dl。
「慢性腎臓病(CKD)」っていうのは、病気ではなく、
腎臓の機能が低下している状態(病態)です。
具体的には、腎臓の機能が100点満点中60点以下、
というのが3ヶ月以上続いた状態です。
腎臓が悪いと、動脈硬化が進んで、心筋梗塞とか脳卒中とか
恐ろしい病気になりやすくなっちゃうんですよ。
そいで、慢性腎臓病(CKD)って診断するためには、
血液検査や尿検査なんかの検査をするんですが、
慢性腎臓病(CKD)には、基本的には症状はありません。
で、腎臓の機能は年を取ったり、糖尿病や高血圧、
慢性腎炎のような病気になると悪くなるんですよ。
慢性腎臓病(CKD)の治療には、生活習慣の改善や、
血圧、血糖、コレステロールをしっかり下げる事が重要で。
血圧に関しては、130/80mmHg以下っていう、
普通の人よりも低い値に保つ。
血糖値も、正常の人と同じくらいまで下げる。
っていう話でした。
そいじゃあ今日も「慢性腎臓病(CKD)の治療」の続きです。
●慢性腎臓病(CKD)の治療6
4)コレステロールもしっかり下げる
慢性腎臓病(CKD)の人は、心筋梗塞や脳卒中になりやすい。
っていうのは、今までに話した通りです。
高脂血症、最近は脂質異常症っていう様に、
病気の名前が変わりましたけどね。
脂質異常があると、心筋梗塞や脳卒中になりやすいです。
コレステロールの正常値っていうのは、
年々変わってきているんですよ、実は。
病気の名前も変わったくらいですしね(笑)
昔は、というか今でも、健康診断の結果では、
総コレステロールの値が220mg/dl以上だと、
正常値ではない、って事で注意されると思いますけど。
「全く病気のない人」であれば、総コレステロール値が
220mg/dlというのは、問題ない値なんですよ。
でも、糖尿病の人で、総コレステロールが
220mg/dlだったら、薬を飲んだ方が良い。
っていうように。
他に病気があるか、ないか。
まあ、厳密に言うと、心筋梗塞や脳卒中になりやすいか、
なりにくいか、っていう事で。
正常値というか、目標値っていうのが決まっています。
今はやりの「ガイドライン」っていうやつですよ。
これも、何年かに一度、改訂されています。
大きく変わったのは、2007年です。
だって、病気の名前が変わってるんだもん。
「高脂血症」から「脂質異常症」になっています。
そして、今までは高脂血症の診断、治療の時に、
総コレステロール、中性脂肪、HDL(善玉)コレステロール、
LDL(悪玉)コレステロール、の4つを測っていたんですけど。
2007年からは、総コレステロールは必要ない。
って事に変わっちゃったんですよ。
詳しい話は、ここに書いてありますよ!
高脂血症ガイドライン 2007
http://www.ichiba-md.jp/LS/HL/HL07.htm
ざっとまとめると。
どのくらい心筋梗塞や脳卒中になりやすいか。
具体的には、心筋梗塞や脳卒中になりやすい病気とか、
タバコを吸っているのか、家族歴があるか。
そういうのを「危険因子」っていうんですけどね。
その「危険因子」が何個あるかによって、
コレステロール、特にLDL(悪玉)コレステロールを、
どの位まで下げたら良いのか、っていう事が決まってきます。
「危険因子」っていうのは、具体的には
○年齢(男性≧45歳、女性≧55歳)、
○高血圧
○糖尿病(境界型を含む)
○喫煙
○家族歴(両親に心筋梗塞や狭心症があるか)
○低HDLコレステロール血症(<40mg/dl)
です。
このうち、いくつ持っているか。
って事で、目標になるLDL(悪玉)コレステロール
の値が決まります。
心筋梗塞や脳卒中に一番なりやすい人。
具体的には危険因子が3つ以上の人は、
カテゴリーIIIになりますから。
LDL(悪玉)コレステロールを120mg/dl以下まで下げる。
っていうのが目標になります。
実は、危険因子の中でも「糖尿病」だけは別格で。
糖尿病の場合は、一個だけでも
カテゴリーIIIになっちゃいまーす。
そいで、やっと本題に戻って。
この危険因子ってやつの中には、慢性腎臓病(CKD)は
入っていませんよね。
まあ、慢性腎臓病(CKD)っていうのが注目されたのは、
2007年頃ですからねー。
2007年の高脂血症(脂質異常症)のガイドラインは、
きっとその前の年くらいには出来ているでしょうから。
それには入っていなくてもしょうがないかな。
とは思いますが。
きっと、あと何年か後には加わるかもしれませんね。
って、また話がそれましたが。
「じゃあ、慢性腎臓病(CKD)の場合は、
どのくらいLDL(悪玉)コレステロールを下げれば良いの?」
っていう話なんですが。
「CKD診療ガイド」によると、
LDL(悪玉)コレステロールの目標は、120mg/dl未満。
って事になっています。
これって、「糖尿病」の人と同じくらい。
「危険因子が3つ以上」の場合と同じくらい。
という事ですから、相当厳しい基準になります。
他に病気のない人の場合は、
LDL(悪玉)コレステロールの目標は160mg/dlですからね。
ちなみに、中性脂肪やHDL(善玉)コレステロールの
目標値というのは、危険因子等に関わらず、
中性脂肪は、150mg/dl未満。
HDL(善玉)コレステロールは、40mg/dl以上。
という事になっていますよ。
そいじゃあ、今日はここまで。
今日もちょっと専門的な話になってごめんね!
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
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【今日のまとめ】
●慢性腎臓病(CKD)の治療6
4)コレステロールもしっかり下げる
具体的には
○LDL(悪玉)コレステロールの目標は、120mg/dl未満。
○中性脂肪は、150mg/dl未満。
○HDL(善玉)コレステロールは、40mg/dl以上。
参照:CKD診療ガイド
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